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ブルワース (1998)

BULWORTH

監督
ウォーレン・ベイティ
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3.83 / 評価:30件

政治に関心が高かったウォ-レン・ベイティ

  • hoshi595 さん
  • 2020年6月4日 4時30分
  • 閲覧数 100
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1996年3月のカリフォルニア州予備選挙を題材にしたコメディ映画と言えば聞こえは良い。しかし、監督・主演・共同脚本を兼ね1998年全米公開された本作品は、ウォーレン・ベイティの政治への熱き思いがこもった風刺映画に他ならない。”これを言ってみたかった”を映画で実現してしまった異色作である。

物語は、誰も注目していないカリフォルニア州予備選挙の候補者が、何もかも思い通りにならず自信を失った結果、奇想天外なアイデアを思いつく。どん底まで落ちた人生の救いは、これ以上落ちることがないという事実で、ここから別人のような行動が波紋を呼ぶのだが、同時に私生活にも変化が生じる。

言論の自由な国アメリカでさえ、公開を恐れられたほど”本音”のギャグを連発させた主演ウォーレン・ベイティの相手役には、「007ダイ・アンザー・デイ」のボンドガールを務めたハル・ベリー。ボンドガールの中では1・2を争うほど”色気”に欠けるが、賢さを強調した演技は得意で、ここでもそれを発揮している。

共演は、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードルや「三銃士」のオリヴァー・プラットなどだが、主演のウォーレン・ベイティの怪演の前では、誰でも霞んでしまう。その中では「グッドフェローズ」などマフィアの役が多いポール・ソルヴィノのいぶし銀の演技が光る。名前から推察できるように女優のミラ・ソルヴィノは彼の娘だ。そう言えばウォーレン・ベイティの姉も女優のシャーリー・マクレーンで「アパートの鍵貸します」などコメディは得意である。

音楽は、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネだが、劇中にラップ調の台詞が多いため、特徴有る美しいメロディも出番が少なかった。いろいろ話題は尽きないが俳優出身のロナルド・レーガン大統領の例も有り、ウォーレン・ベイティの”本気度”を映画で爆発させ、衝撃のラストで”冗談だよ”と笑って締めくくったような気がする。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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