レビュー一覧に戻る
ラン・ローラ・ラン

ラン・ローラ・ラン

LOLA RENNT/RUN LOLA RUN

81

dkf********

3.0

アイデア一発で、驚くほど中身はない(笑)

まさに飛び道具。スタイリッシュな映像と斬新なアイデアはそれまでのドイツ映画の概念を変えるインパクトは十分。ただ逆に言うとそれだけが売りであり、ビックリするほど中身はない(笑)。 作った側の興味がアイデアをどう見せるかという点に注力されたのは明らかで、脚本はいろいろと粗い。3つの結末を持つストーリーがリフレインされる構成の発想は面白いが、3つ目の話は完全にネタ切れ。アレで大金をつかむ設定なら何だって出来るよ!まあ、80分ちょっとの短かさなればこそ、ギリギリその粗も観ていられるレベルなので、その点は良かった。 フランカ・ポテンテとモーリッツ・ブライブトロイというドイツを代表する(地味な)2大スター?は本作でブレイクし、センスの良さを見せた監督のティム・ティクバもこの後ハリウッドへ進出したきっかけとなった。 そういう意味では、内容よりドイツからこんな映画が出てきたことに意味がある。冷たい言い方をすると、この映画最大の価値はそこのみにあると言えるかも知れない。

閲覧数534