あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
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4.0点
実は日本版発売当時は、数多ある カニバル映画の1作としか認識して いませんでしたが、そのプロットから 生まれた作品を知るにつれて ちょっと認識を変えた物語です。 作品自体はTV映画として 作られた物ですが、ダブリンでの撮影が 功を奏したのか、雑踏感溢れる18世紀の ロンドンを上手く描き出しており、 説得力のある作品となっています。 タイトルこそ【スウィーニー・トッド】 なのですが、本作ではそのトッドに立ち向かう 青年カーライルに重きを置いており、 トッドの悪事が彼によって暴かれ、 そして絶たれるまでを描いた物語となっています。 その為かトッド自身はどこか 不快感を漂わせた鼻持ちならない人物に 描かれ、存在感ある悪役として作中で暗躍します。 そんな性格付けもあり、描かれた対立構図は 判りやすく、すんなり物語に入っていけると思います。 過度の残酷描写もないので (臭いそうな雰囲気はありますが) そういったものが苦手な方にもどうぞ。
- jpg********
3.0点
デップ・バートン版から遡ること10年前に製作されたこの映画、こっちの映画も悪くない。名作とは言えませんが、当時のロンドンの庶民の風俗をよく描いていると思います。終始画面がとても暗いのですが、当時の街はこのぐらい暗かったんでしょうね。
- hjp********
2.0点
1997年に作られた『スウィーニートッド』 当初はティム・バートンが監督することを熱望していたけど スケジュールが合わなくて断念したらしい。 なんだ~よっぽど『スウィーニートッド』がやりたかったんだね~。 こちらはミュージカルではないので歌わない(笑) 92分かけてストーリーは展開していくんだけど、最初からすでに トッドの理髪店も(ロンドン一腕がいいと評判で)愛人ミセス・ラベットのパイ店も大繁盛している。(もちろん、人肉パイでね) ジョニー×ティム版と大きく違うのは“復讐”は存在しないこと。 つまり、ただの金儲けのために 例えば、金持ちの客のノドを切り裂いた後に高価な指輪を奪って売り払う、みたいなね。 それから 意外なことにというか、期待はずれなことに ノドを切り裂くシーンが一度も出てこない。 ヒゲを剃るシーンは何度かアップにされて、それはそれでドキドキするんだけど……。 ゆいいつ、ノドを切り裂いた死体がはっきりと登場するのは ろう人形(?マネキンか)と並べられたワンカットのみ。 ジョニー版を見て、ミュージカルがちょっとなぁとか 血が噴き出し過ぎだと眉をひそめた方は、一度こちらを見てみるのもいいのでは? ただし、納得のいく満足感があるかどうかは保証しませんが(笑) 賛否は別にして 映像美はダントツにティム監督に軍配をあげます♪♪ それが作品にとってどんだけの影響力を与えるかあらためて再確認したランでした~。
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