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マトリックス (1999)

THE MATRIX

監督
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
  • みたいムービー 268
  • みたログ 1.1万

4.20 / 評価:2427件

ちゃんと理解していない方が多すぎる気が…

  • さん
  • 2020年5月12日 12時28分
  • 閲覧数 2394
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

まずこの映画、SFの金字塔と良く言われていますが、
確かに当時としてはCGの技術や扱っているテーマ然り
カンフー的なアクションとSFを融合させた斬新さだったり
群を抜いていたことは間違いありません。

ただ重要なのはそんなところではなく、
もっと哲学的というか、そういう部分にあると私は考えます。

それが、花瓶のシーンです。
レビューを見てもほとんど取り上げられていないのが残念ですが。

預言者「花瓶は気にしないでね」
ネオ「花瓶?」
直後、花瓶を割る
預言者「その花瓶よ」
ネオ「何故わかった?」
預言者「それよりも重要なのは、私が何も言わなかったら花瓶を割ってなかったってこと」

一部抜粋ですが、このやり取りのシーンがラストの伏線になっております。
一連のやり取りでネオは自分は救世主ではないと思い始めます。
しかし、モーフィアスとトリニティーはネオが救世主だと信じ切っております。

結果、どうなったでしょう。
ネオは救世主でしたよね。

これはどういうことなのかというと、ネオが最後の最後で自分が救世主だと「信じる事ができた」から救世主になったのだと考えられます。
お釈迦様の言う「信じるものは救われる」と言うことですね。

よく、宗教にハマる人は変な目で見られたりしますが、
考えてみれば人生なんて人それぞれの形があって良いわけで、
その人にとってはその宗教を信じることで幸せならばそれで良いのじゃないでしょうか。

話を戻しますが、ネオ、モーフィアス、トリニティーそれぞれが思う
相手を助けようという強い「愛」がそうさせたとも言えます。

重要なのは救世主「だった」わけではなく、救世主に「なった」という事です。
愛が世界を救ったという事です。

私達は仮想現実の中で生きているということは最近良く言われていることで、
簡単に理解することは難しいと思いますが、
イーロンマスクやシリコンバレーのIT最先端で活動している人達が
こぞって認めているように、真実である可能性はかなり高いと思います。

SFちっくな夢の話をしているわけではなく、ちゃんと量子力学や科学の観点から
証明されていることなんです。

つまり、私達は作られた仮想現実の中(ゲームの世界)で生きていますが、
だからこそ思考は全て現実化するという事が言えるのではないでしょうか。

自分で世界は変えられる、
腐敗した現実を知ってもなお、自分の道を生きていくという事で道は開ける
そう思わせてくれる素晴らしい映画だと思います。

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