シュウシュウの季節

天浴/XIU XIU: THE SENT DOWN GIRL

99
シュウシュウの季節
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(14件)

悲しい25.0%泣ける22.2%絶望的22.2%切ない19.4%かわいい5.6%

  • hom********

    4.0

    なんとも悲惨な内容

    素朴で可愛らしいシュウシュウ、文革の被害者の一人ですね。 汚い大人たちが群がり人間として扱われていない、観ていて辛い 中国では上映が禁止されていましたが、ネット上で鑑賞した若者からは熱い支持を受けているようです。 主演の李小璐もあどけなさが残っていて可愛い

  • なつ

    4.0

    DVD

    毛沢東がこんな制度を作ったのか、、今の時代、日本だったら考えられない。 彼女は何故、同居人にあんなに強く当たるの?甘くし過ぎたのかな。夫婦のような関係になっていたのだろうか? それにしてもあんな結末になるとはーー

  • dkf********

    3.0

    救いのない結末に観る覚悟がいる作品

    当時劇場で鑑賞。あまりに悲惨すぎる結末に館内ではすすり泣きがエコーのように響いていたのを記憶している。確かにこれほど救いがなく、辛い作品もないだろう。はっきり言って、観たことを後悔するほどの後味の悪さだ。 シュウシュウを手玉に取った男どもには同性としても嫌悪感しかないが、シュウシュウにしても、もう少し上手く立ち回れたのではないかという気はする。ただし、そこは女性の視点とはおそらく見解が違うと思うので、男目線での感想はこれ以上は言わないでおく・・・音楽が何気に素晴らしいのが唯一の救いだ。 内容が内容だけにあまり積極的に他人には薦めたくない。それでも興味ある未見の方。相当にヘコむので、生半可な気持ちでなく、覚悟して観た方が良いと思います・・・

  • 114

    5.0

    哀しい

    「別に〜大丈夫だろー。」 ↓ 99分後 「やめてくれ…」 メッセージ性にあふれた傑作です。高評価せざるを得ない。 中国で一昔前、毛沢東らが社会主義の思想改造のために、青年たちを「農村への社会奉仕」という銘打ちで行かされた 「下放運動」を問題視した映画。 実際に、こんな運動したせいで教育システムは破綻し、この世代は使えないニートな感じになったそうです。 この映画で、このような運動があったことを初めて知った。 物語は、少女が下放運動に行かされ、宦官(アレを切られた人)の男と牧場物語を楽しむというものだが… 急に流れがおかしくなってきて、いつの間にか負のオーラで覆い尽くされていました。天気と共に流れが変わっていくのが…。 最後は「なんでこんなことに…やめてくれお願いだから。」って懇願してました。 のどかでのほほんとした風景なのに、こんな惨事が草原のど真ん中で行われているなんて、皮肉としか言いようがない。それがまた辛すぎる。 そんで、鑑賞者を闇に突き落とす点は、シュウシュウちゃんにもラオジンさんにもどっちも感情移入してしまうこと。 自分を犠牲にするしかないシュウシュウに落ち込んで、それを止めたいんだけど黙ってみるしかないラオジンに落ち込んで…辛い… 下放運動がどれだけ凄惨なものだったか。を伝えると共に、今にも消えていない中国の一番ダメなところが出ていました。 それは、なんでもコネ頼りなこと。 現在でも、大学もコネ、就職もコネ。コネがなければ良い生活は送れないと聞きます。 コネのためになんでもする社会…そんなのおかしい。 人脈のコネが評価される社会じゃなく、その人自体が評価されて、良い社会にいられるというのが一番でしょ。まあ、コネなんて世界中にあることだが、中国はもっと酷い。

  • c45********

    5.0

    苦渋の決断 天使には住みにくい世の中で

    この映画を見終わった後、作品の背景について、少し調べてみました。 原作は短編小説ということです。ですのでおそらくフィクションだというところに少し救われます。 しかし、このような悲劇が実際に各地であったかもしれません(作中でも、シュウシュウの友達が一人行方不明になるシーンがあります)。 中国が実施した文化大革命では、たくさんの方が犠牲になりました。 そして上山下郷運動により、約1600万人とも言われる青少年が、家族と暮らす故郷を離れ、遠くはなれた農村などに送られました。 (英語原題 THE SENT DOWN GIRL 「下に降ろされた少女」 です) そうした中の、一人の少女、シュウシュウの物語でした。 ラオジンが初めてシュウシュウを見たとき、やさしく一人で微笑みます。 「快活な、こどもらしい素直な感情をもったいい子だな」 こんなような微笑みです。 そして、自分と生活を共にするようになります。 最初は、シュウシュウのあどけなさに目を細めます。 しかし、その後のシュウシュウの変化に愕然とするようになります。 何も信じることができない。夢も希望も持てない。 心がすさんだシュウシュウの表情は、最初見た素直な優しい少女のものではありませんでした。 目に浮かぶ、故郷の別れた家族やボーイフレンド、友達の顔。 シュウシュウの故郷への思いが、どれだけ強かったか。 それは、その思いを適えるため、何と引き換えにしようとしたかで、分かります。 そして、故郷に帰ることは、適わぬ思いと悟ったときの、シュウシュウの決断・・・ (実際には、多くの青少年が政策終了後に故郷へ戻ったようです。シュウシュウよ、もう少し待っていれば・・・と思います。しかし、この時のシュウシュウにはそれはわかりません。作品中でも、二度と戻れなくなったという設定になっています。) 輝ける青春の日々を奪われたことや、家族やボーイフレンドとは二度と再会できないだろうというつらい現実。 それは「生命」までも奪われた、失われたことと同じだ・・・ シュウシュウにとって、絶望という不幸から逃れるためには、あの決断しかなかったのでしょう。 この時、シュウシュウの表情は、純真な心を持つ少女のそれに戻っていました。 ラオジンもそうしたシュウシュウの気持ちがよくわかった。だから、手助けをした・・・ シュウシュウにしてあげられる、残されただひとつのことでした。 その後の、ラオジンの行動・・・ ラオジンもまた、社会に怒り、絶望し、失望していました。 (こんな純真な心をもった人間の大切なものを奪い、苦しめ、絶望させる社会とは、一体何なのだ・・・ シュウシュウ、お前に夢や希望を持たせることのできなかったワシをどうか許してくれ) ラオジンにとって、シュウシュウは無垢な人間の心そのままでした。 それを、自分が・・・。つらい気持ちは、想像するのにあまりあります。 ある意味、シュウシュウ以上に、社会に、人間に絶望していたかも知れません。 この政策は、多くの若者達のその後の人生に、非常に大きな影響を与えました。 「強く刻み付けた」と言ったら近いでしょうか。 これは、天災ではなく、人災です。このような悲しいことが、二度とおこりませんように。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
シュウシュウの季節

原題
天浴/XIU XIU: THE SENT DOWN GIRL

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル