愛と復讐の騎士

LE BOSSU

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愛と復讐の騎士
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

かわいい13.3%コミカル13.3%楽しい13.3%かっこいい6.7%セクシー6.7%

  • rup********

    4.0

    ド・ブロカの血湧き肉躍る歴史活劇

    フィリップ・ド・ブロカ監督がキャリアの終わりに近い1997年に手掛けた歴史ロマン活劇。 カルト的名作である「まぼろしの市街戦」や、ジャン=ポール・ベルモンドと組んだ大衆的な娯楽冒険活劇「リオの男」や「カトマンズの男」が有名なド・ブロカ監督の作品は、1980年代以降は日本では「陽だまりの庭で」ぐらいしか劇場公開されていなくて(未見ですが、今年、ベルモンド主演の「アマゾンの男」が日本初公開)、本作も当時のフランス映画祭での上映のみに留まり、今では埋もれてしまっている感がありますが、剣戟映画としてはかなり面白く作られていると思います。 物語自体は、日本の時代劇でもよくあるご落胤を巡るお家騒動といった内容です。 恋人ブランシュからの手紙で2人の間に子供が生まれたことを知った剣の名手ヌヴェール公爵(ヴァンサン・ペレーズ)には従兄弟にあたる腹黒いゴンザグ伯爵(ファブリス・ルキーニ)がいて、公爵の財産を自分のものにするため、ブランシュと結婚しようと彼女のもとへ向かおうとする公爵を亡きものにしようと刺客を差し向けます。 その刺客の1人として雇われた剣士ラガルデール(ダニエル・オートゥイユ)は、公爵に剣で戦いを挑むも敗北。公爵に命を助けられたラガルデールは公爵の従者となり、騎士の称号も与えられて、公爵の頼もしい味方へと転向。 ところが、公爵は挙式後に現れたゴンザグの一味によって殺されてしまい、公爵から一人娘オーロールを託されたラガルデールは、旅芸人一座に身を寄せてまだ赤ん坊のオーロールを男手ひとつで育て、やがてオーロールは美しい娘へと成長。 ラガルデールは、公爵の仇を討つために、背中にこぶのある傴僂男に身をやつしてゴンザグに近付き、復讐の機会を伺うことに…。 成長したオーロールを演じたマリー・ジランがとても魅力的なのですが、彼女が登場するのは物語の後半になってからです。 マリー・ジランは、90年代フランス映画のアイドル的存在の女優としては、個人的にはヴィルジニー・ルドワイヤンと並んで好きだった人で、本作でも可愛らしさが光っています。 ただ、アイドルといってもおフランスの映画なので、ちょっとした露出場面があって、思わずドキッとさせられるシーンも出てきたりします。 そして、何よりもフランスを強く感じるのが、ラガルデールが自分の本当の父親ではないことを知った後に、オーロールが彼に1人の女性として恋心を抱くようになるという展開で、物心ついた頃から父親として慕っていた男性を即座に恋愛対象として見ることができるというのは恋愛至上主義が信条のフランス人らしさが出ているように思いました。 また、剣の奥義がヌヴェール公爵からラガルデール、そしてオーロールへと伝えられていくのもなかなか興味深くて、日本の剣豪小説や昨今流行りの「鬼滅の刃」なんかに通ずるところもあると思うのですが、稽古を重ねて修得するのではなく、一回やり方を聞いただけで実践できてしまうゆるゆるなところはド・ブロカ監督らしい鷹揚さを感じます。 相手の眉間を突くというのがかなり生々しい印象を受けるものの、オーロールが無手勝流にブンブン剣を振り回した後にこの技を決めるところなんかは面白かったですね。 ファブリス・ルキーニは、近年コミカルな役が多いですが、本作では完全なる悪役に徹しています。

  • joe********

    3.0

    仏版荒唐無稽活劇映画

    結局日本で劇場公開されずじまい。フランス映画祭、in横浜で開催されていたラインアップの中で観た。幸福だったよ、あの頃は。一作観ては並び一作観ては又並ぶ。朝から深夜までフランス映画観続けたもんなあ、ゲストも豪華でね。サインも写真もGETしほうだい。六本木とは全く別の映画祭だね今にしたら。 さて今作は日本じゃ売りにくいよ。仏映画なのに、アクションエンターテイメントだもん。単館でもなく全国ロードショーでもない、出来が良い訳でもない。でもね、凄く言いたいのはさあ、ゴミみたいな邦画単館ロードショー館で観るより、今作みたいな映画をスクリーンで観続けたいっ!て事。欧州映画、配給してくれよ関係者さん方!。そしてみんな観てくれよ!。邦画つまんないじゃん!!!

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
愛と復讐の騎士

原題
LE BOSSU

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-