ざくろの色

THE COLOR OF POMEGRANATES

78
ざくろの色
4.2

/ 39

54%
21%
18%
3%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(12件)

不思議30.0%知的16.7%ファンタジー13.3%ロマンチック13.3%不気味6.7%

  • nar********

    3.0

    圧倒的意味による無意味の快楽

    詩人の生涯を言葉を使わず映像で描いた叙述詩。 厳格な美意識で人物や建物が配置された画面は絵画の様で美しい。 映っているモノや動き、色、そして音楽にも全てなんらかの意味があり、それらのパーツを美しく配置しているのだろうけど、文化圏が全く違う私達には意味が分からない。ただ、そこにある圧倒的な意味と美しさにただ惹かれる。 20年近く前に観て、その美しさに感動した憶えがあったので劇場で久しぶりに観たら、記憶していたよりも色彩が地味で思ったよりもマイルドな鑑賞だった。

  • takamath

    2.0

    欠伸を促す睡眠導入トリップ

    あまりにも有名すぎる作品。 作品名も、監督の名前も出てはこないが、チラシに出てる美しい女性で有名。 サイレント映画に突飛な色と音を入れてみました、という感じ。 吉祥寺アップリンクは特集組んで、ある意味偉い。 何と、このコロナのご時勢に満員御礼でチケット売り切れ。 速攻で買っておいてよかった。 2年ぐらい前に、爆音映画祭の責任者がいつも好き勝手な?作品を取り上げることで有名な、山口県芸術センターでの爆音映画祭のマイナー作品の一つとして、ピックアップしていた。 なぜ爆音映画祭で?という疑問が今日解けた。 まず、1960年代作ということで、映像自体が古めかしい。 赤、青、緑、というよりは、緋、蒼、碧な、色彩。 Youtube で見たアンディー・ウォーホルのソニーのTVCM、「アカ、アオ、ミドーリー、グンジョーイド」のような色彩。 確かにキレイな色使いではあるが、へぇ~という程度。 音は面白い、特にパーカッション系。 キングクリムゾン『太陽と戦慄』の打楽器のような音使い。 これがまた、やたらと眠りを誘う。 隣に座っていた方は、しきりにあくびをしていて、ほぼほぼ音ハラのレベル。 「これ、本当に皆さん、面白いと思って観ているんだろうか。面白くないと思っているのはまさか自分だけ?」という、不安の疑念を吹き飛ばす隣の方のあくびの連打は、さながら太陽と戦慄だった。 芸術と言えば芸術かもしれないが、でもね自分には芸術はムリだね。

  • stu********

    5.0

    天才

    1991年に当時あったシネヴィヴァン六本木に観に行きました。それから一体何十回観たか知れません。最初の数回はむせかえるような映像美に圧倒され幻惑され、しばらくしてストーリーらしきものが頭に流れだし、今では苦難に満ちた吟遊詩人サヤト・ノヴァの人生に涙を流す始末。年と共に涙腺も脆くなります。 10年ほど前、我慢できずにアルメニアに赴き、パラジャーノフ美術館や映画にも出てきたアフパット修道院をこの目で見て参りました。行く先々で感極まって涙を流しては、現地の人に呆気にとられました。 先日、この映画に出会ったシネヴィヴァンの跡地はどうなったのかしらん…と調べたら、今の自分の職場でした。間抜け。

  • jsr********

    5.0

    言葉

    シンクロと反復と差異。 画面と音の双方に、シーン毎に基調となる通奏低音があり、それがディレイされカットバックされオーバーダブされコラージュされる。つがいである「2」や三位一体である「3」よりも複雑なカオスが隠されて(?)いる。(隠れてないか…) 流された血が石板に刻まれた文字を擬えるだろう。 雨水に濡れた書物から水とともに言葉は滴り、ページを捲る風とともに宙を舞い、だが「対象物をそっくり言い表せない」「言葉の弱さ」は糸に絡め取られ、いつか燃え尽き灰となって散るのだろう。

  • tri********

    4.0

    ネタバレ映画ではない。絵画である。

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ざくろの色

原題
THE COLOR OF POMEGRANATES

上映時間

製作国
ソ連

製作年度

公開日
-

ジャンル