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海底大戦争 (1966)

WATER CYBORG

監督
佐藤肇
  • みたいムービー 4
  • みたログ 30

2.73 / 評価:11件

小学生も知ってたけど・・・

  • osugitosi さん
  • 2012年3月3日 16時22分
  • 閲覧数 687
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品に登場するサイボーグ半魚人は、
公開当時の少年誌などに紹介されてたので、
知ってました。(小学1年生のころかな?)
たぶん大アマゾンの半魚人との
区別もついてたと思います。
よってこの作品のタイトルも知ってました。
スティングレーとの区別もついてたと思います。
(特撮好きなら、意味分かるでしょ)

近所の映画館でも、当時この作品は上映されてたと
思いますが、何らかの事由で見逃しております。
その後もTV放送とかされたのでしょうが、
見る機会がなくて、先週になって
ようやく、DVDで見ることが出来ました。

前述の「昆虫大戦争」よりもタイトルに
誇大さは感じられず、当時の小学生が見ても
楽しめただろうと思います。
昆虫でなく、こちらを当時見てれば、
私の人生も変わってたことでしょう。
(そんな大げさな・・・)

いや、大人の今見ても面白いのです。
というのも前レビューの昆虫2本立てがあまりにも
ダラダラ感のある作品だったので
尚更そう感じるのでしょう。
たしかに今の目で見ると、突っ込み所もあり、
モタモタした展開ではありましょうが、
作品自体は、ダラダラとしたものではありません。
(モタモタした展開とダラダラした作品の違い?
 なんとなく雰囲気で察して下さい)

やっぱ監督の違いでしょう。
佐藤(ゴケミドロ)肇監督のセンス、技術の良さでしょう。
各画面の構図に工夫が見られ、退屈させません。
TV「悪魔くん」「キャプテン・ウルトラ」においても
佐藤監督担当の回は目が覚める。
(今アノ頃の特撮ものを再見すると眠気に誘われる事もあるが、
 佐藤監督のエピソードは眠気が襲わないという意味)

で~お目あてのサイボーグ半魚人ですが、
結構、出番も人数?も多いので、
これなら、なおさら小学生は楽しめたのに~と
当時見れなかったことを悔やみました。
(どうでもいい?)
でも今見ると、当時見た雑誌の写真ほどかっこよくなく、
チープさにガックリ。
ま仕方のないことでしょう。

でサイボーグといえば改造人間であり、
当然、改造のシーンも登場します。
後の「仮面ライダー」でお馴染みの
手術台も登場、コマ撮りで徐々に半魚人化の
過程が丁寧に?写されます。

これは、悪の海底秘密基地内で行われるのですが、
この基地内のセットは
スペクター基地よりは規模が小さいが、
ショッカーのアジトよりはお金がかかってます。
(われながらイイ表現・・・分かるでしょ)

で、この悪の海底基地ですが、
物凄い設定でありまして、
今見てもなるほどと・・・
いやっ!今この時に見るからこそ
アイデアの凄さを実感できるのであります。

それは何か?
なんとこの基地の動力エネルギーは
原子力であります。
え~つ!?
そんなの少しも凄くないよ~ありきたりすぎる!
現実と変わらないと突っ込み・・・
当然でしょう。
ところが、ただの原子力じゃないんですよ~!?

いや、只の原子力です。
只(ロハともいいます)

そう、無料の原子力です。
なんと、海底に投棄された廃棄用原子力エネルギーを
拾って来て、基地のエネルギーにしてるんです。

悪の組織にしてはセコイというか、
エコというべきか・・・

いや、そんなことよりも、
原子力、放射能残留、投棄、
リサイクル、などなど
今の我々が問題視してる事柄が、
この45年も前の作品に盛り込まれてる事がスゴイのです。

もちろん、当時としては絵空事の中での
アイデアだったと思いますが、
今の時点(特に3/11以降)の我々から見れば、
単なる絵空事に見えません。
いや、絵空事ではありますが、
実感しやすい身近な、理解しやすい?アイデアとして
受け取ることが出来るのです。

前の「続・星の国から来た仲間たち」のレビューにも
書きましたが、当時は何気なく出されたアイデア、設定が
数10年の時を経て、身につまされるものとなる。

やっぱり、映画は(どんなものであろうと)時代によって
見方が変化(良くも悪くも)するものだと実感しました。

 

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