怪竜大決戦
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(7件)
- 鳴海 映
2.0点
ネタバレ任侠映画だけではない東映作品!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - syo********
3.0点
映画館で見た最初の特撮です。 同時上映黄金バットは意味わからんかったが怖かった。 この映画にお袋が連れていってくれたのは松方弘樹のお陰かもw
- 67式小おじさん
4.0点
忍者時代劇としては安心の東映クオリティながら、合成は今日では失笑ものというアンバランス。ラストのミニチュア特撮はかなり力が入ってますが、リアルな城の一角しか壊さないあたりは予算なのかなぁ?
- ham********
5.0点
時として古き映画を観ることによって、 新たなる感動を呼び起こすものではないでしょうか。 映像技術もかなりの向上をみせて、 リアリティさをどんどんと追求しています。 ワイヤーアクション、CG、カメラワーク・・・ 映画ができた頃からずっと私たちと共に成長してきているんですよね。 新作映画を鑑賞するとふいに振り返りたくなります。 突然に振り返るわけですから、もちろん突っ込みどころ満載です。 これが!!いいのです。 今回、この作品を選んだのにはお気レビさんのおっかけもあり、 時代劇に怪獣が好きな私としてはうれしい悲鳴でありました。 【あッあッあッ! 連続息をのむ 火をふく大がま、水をよぶ大龍、毒を吐く毒ぐも、人食い大わし】 と キャッチコピーに惹かれましたね。 そして、出演者は豪勢だったし『わっか~い』とつい口走っちゃてしまいました。 あまりにも若すぎてエンドロールで、気づいた人もちらほらと…。 時代劇+怪獣+忍者の何でもありの東映が手掛けた異色の怪獣映画です。 忍術を使うのは当然、手裏剣も鎖も特撮。 敵のブーメランみたいな武器で首を切られて、その頭部と胴体パーツだけが 動いて敵を倒すのです。そして、松方の首が宙を浮いて胴体にくっつき 元通り…ここで、ちょっとオチがあり!! 時代劇だけどぉ~マンボのリズムに乗って宴会を繰り広げていくシーン。 しか~し。 自雷也の“がまの妖術”と大蛇丸の“昇竜の術”の決戦へと発展していきます…もう、最高潮 この大格闘に城は破壊(全滅です)。 自雷也があわや!これまでか!【無念】と思われた時、 綱手が蜘蛛婆からもらったかんざしを空に投げつけると、 大蜘蛛が現われて大ガマと一緒に倒していきます。 術が解けてしまった二人は・・・。キマシタね~浜辺での決闘です。 自雷也は大蛇丸を一刀のもとに斬り倒し、大蛇丸は海へと沈んでいきます。 「雷丸さま。私のために・・」『あなたと私のために』とプロポーズをして 大鷲に乗り、お咲姉弟と別れて元気に飛騨の国へと飛立っていきます。 「さようなら。小次郎太~」 ≪ 完 ≫ もっと書きとうございますが、ここは じらして… 申し分ございません。 新しくカッコイイ映画を楽しんでいるのは、こういう古き良き映画があったからと じっくり、コトコトと実感してみてください。
- mii********
5.0点
「番数も取り進みましたるところ、かたや~自雷也、自雷也~ こなた~大蛇丸、大蛇丸~ この相撲一番にて千秋楽にござりまする~」 大相撲で言うところの東西横綱の結びの大一番!東映のニュースター松方弘樹が“がまの妖術”をあやつる自雷也(ジライヤ)に。東映看板スター大友柳太朗が“昇竜の術”をあやつっての大蛇丸(オロチマル)に。東映2大スターの織り成す娯楽大傑作なる大忍術合戦。 私が一番皆様に紹介したかった、取って置きの怪獣映画『怪竜大決戦』をお届けします。 【戦国の世、近江の国・尾形城で謀反が起こり殺された城主の若君こと雷丸(イカヅチマル)は飛騨の国・蟇ヶ岳へと逃げ延びます。そこで“がま道人”という仙人に忍術・妖術を教わって青年となります。がま道人から両親の殺されたいきさつを聞かされた雷丸は己を自雷也と名乗り仇討ちの為に近江に旅立つのであった・・・】 戦車やミサイルでドンパチ攻撃するだけが怪獣映画ではございません。 東映の誇る時代劇でありますから放射能を吐くような怪獣はでません。火や水を吐くにとどまってます。なので余計に真実味に拍車をかけるのです。派手さでは現代の怪獣映画に引けをとりますものの、作品の完成度から見ますと少しも引けをとるところではありません。 まずは脚本の巧妙さに舌を巻き、卓越したカメラワークには目を瞠る。特に下から見上げるパーンなど、ありとあらゆる角度から演技者を追っていて我々凡人でも「ハッ!」とするはずであります。 そして胸躍らせる音楽使い。メイクや美術のセットに至るまでも何ら隙の無い仕上がりを見せています。巨竜と大がまのぶつかり合うシーンにおいては、お城のセットの巧みさなど当時の裏方さんの手抜きの無い渾身の職人技を堪能することになりますよ。東映恐るべし! さらにもう一つ作品のフィナーレを飾る時、誰が予想できるであろうかよもやのシーン。子供たちの心をつかむには打ってつけのとても夢のある物語として皆を納得させている。「終」の文字とともに・・・あっぱれ! こうして最後に、東映代表の「G」“ジライヤ”に軍配はあがるのであった。 東映が怪獣映画ブームにあやかり一味違う時代劇ベースで発表したもの。この作品は満を持して「東映が全国のよい子に贈る忍術大活劇」と銘打った子供向けの作品として生まれたのです。かくいうそんな私も子供時代に本作に出会い狂おしいほどに魅せられて今日この歳になっても昔と同じように一喜一憂できるなんて、何と言う嬉しいことか。素晴らしいことか。 人生を通してずっとこんな気持ちでいられることは、作品を制作する側(与える者)にとっても、我々観客(与えられる者)にとっても嬉しい限りです。 私の一方的な自己満足からなる紹介でしたが本当に皆様に鑑賞してもらいたいと心から願うものであります。
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