ここから本文です

ガス人間第1号 (1960)

THE HUMAN VAPOR

監督
本多猪四郎
  • みたいムービー 13
  • みたログ 177

3.87 / 評価:90件

ほし よっつ

愛の物語でしたね。
土地を売っての手助けと思いきや、真実を知って苦悩する日本舞踊の家元。しかし舞踊披露会を成功させたい一心で突き進む。
愛し合う彼も、それを支えるため銀行を襲い資金を集める。



彼は、博士の強靭な飛行士を作り上げるため細胞レベルで人間を変える実験に雇われて参加していた。だが変化が違う結果となり、ガス人間となってしまう。

本当はどんな実験結果が成功だったのか映像ではわからない。
博士のガス人間に対する大きな動揺が謎である。

ガス人間は、変身後博士を殺して逃亡。実験により凶暴になったのか、ガスと実態化のコントロールで無敵になったと思ったか。実際気体に変化するので、どんな密室でもすり抜ける、銃で撃たれても弾がすり抜けるだけ。
本人は、素顔さらして警察に行くし、新聞社のインタビューにも答える。見事な堂々さだ。

主人公三橋達也演じるイケメン刑事。喫茶店やらバー、ダンスホール、新聞社の美人彼女とクールに行動するのが、昭和トレンディドラマの主人公を見るようで実にカッコいい。

舞踊家の美しき家元演じる八千草薫も謎の女を演じて魅力あふれる。
舞踊にかける執念。愛に生きる執念。舞踊会終了後抱き合うふたり。そして彼女は。
切ない決断に涙。



ガス人間特撮は、CGの全くない時代。ドライアイスの煙や風船人間で萎む人物を表現したり。役者の運転シーン、古い日本家屋での会話シーン、いろいろな合成が昭和30年代作品の味が出ている。

怪奇空想科学映画シリーズ第三弾。液体人間、電送人間、そしてガス人間と変身人間三部作となっている。
映画も時代劇、恋愛、青春、ヤクザ、恐怖など盛んな時代。SFジャンルも増えてきた時代だったのだろうね。

60年代は、怪獣やオカルトブームが盛り上がった時代でもある。
1968年のテレビドラマ「怪奇大作戦」が頭に浮かぶ。懐かしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ