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キングコングの逆襲

キングコングの逆襲

KING KONG ESCAPES

104

bakeneko

5.0

ネタバレ怖くなんかないんだよ~♪

『キングコング対ゴジラ』製作に際して東宝が得たキングコングの肖像使用権を用いて制作された日米合作作品で、当時のTVアニメーション“キングコング”(アメリカのビデオクラフト社と日本の東映動画による合作)のメインキャラクターである-ロボットコングやドクター・フーを登場させたTVからのスピンオフ作品とも言えます(因みに、TV版“キングコング”の後番組は“ジャイアントロボ”でした)。欧米公開題名は「King Kong Escapes」! メインスタッフに「ゴジラ」の本多猪四郎監督、伊福部昭の音楽、円谷英二の特撮-と東宝の一線級を投入している作品で、キングコングには中島春雄が入って名人芸を見せてくれます。主人公に宝田明、悪の科学者ドクター・フーを天本英世が怪演し、某国の女工作員に浜美枝(コケティッシュ!)、手下に田島義文、堺左千夫、黒部進らが扮しています。アメリカからヒロインにリンダ・ミラー(声の吹き替えは山東昭子)が可憐な姿を見せていますし、原典『キング・コング』へのオマージュとしてゴロザウルスと大ウミヘビも活劇の前座を添えています。 作劇の都合上キングコングの大きさが前回の『キングコング対ゴジラ』に比べて、身長20m、体重1万トンと半分程度になっていて、敵キャラの電子怪獣メカニコンングと、クライマックスはもちろん東京タワーを登っての戦いとなります。 独立した単品鑑賞でも“男の子大喜び”のジュブナイル特撮活劇ですが、昔のTVアニメや本家「キングコング」、「キングコング対ゴジラ」を観ていると、いろいろと比較して更に楽しめますよ! ねたばれ? 1,劇中の登場怪獣、メカニコングと大ウミヘビの鳴き声は、当時制作中だったTV特撮番組ウルトラセブンの怪獣:ウインダムとダリ-の鳴き声に再使用されました。 2,彼女に振られて去っていくって…日本的だなあ(寅さんみたい)。

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