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キングコングの逆襲

キングコングの逆襲

KING KONG ESCAPES

104

ハタケ(B君(永遠の能條推し))

3.0

東宝特撮映画コレクションより

東宝特撮映画コレクションを買わなかった人の為に、解説&みどころより。  1962(昭和37)年の東宝創立30周年記念映画として『キングコング対ゴジラ』を製作するにあたり、キングコングを劇中で使用する権利を5年間に限り有していた東宝が、1967(昭和42年)に創立35周年記念映画として製作したのが『キングコングの逆襲』である。 1933(昭和8)年登場のオリジナル『キングコング』は、東宝とほぼ同い年ということもあり、互いの節目を記念する形となった。  製作にあたっては、当時アメリカで『キングコング』のテレビアニメシリーズを製作していたビデオクラフト・インターナショナルの代表アーサー・ランキン(ジュニア)をテクニカル・アドバイザーとして迎えた。 そのため、コングの生息する「モンド島」の名称や「ドクター・フー」のキャラクターなどがアニメ版と共通する形となり、当時の子供たちはパラレル・ワールードのような楽しさを味わうことができた。 前作ではゴジラに対抗するため身長45メートルの巨大なキングコングが登場したが、本作人間の10倍の大きさを目安に身長を20メートルに設定、縮尺の大きくなった特撮セットはディテールが映える迫力ある出来栄えとなり、本作の大きな見どころとなっている。  海外市場を意識し、エクスプロアー号のカール・ネルソン司令官にはアメリカで活躍していたローズ・リーズンが起用され、ヒロインのスーザン・ワトソンには東京在住のファション・モデル・、リンダ・ミラーが抜擢された。 また、ロンドンで『007は二度死ぬ』の撮影を終えて帰国したばかりの浜美枝も、適役のマダム・ピラニヤとして堂々の国際派演技を見せている。

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