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キングコングの逆襲

キングコングの逆襲

KING KONG ESCAPES

104

yyo********

4.0

死神博士の逆襲

子供の頃、家にメカニコングのソフビ人形があり、今ならさぞかし立派なお宝になったのになあと感慨深く鑑賞しました。 さて「キングコング対ゴジラ」に続く東宝特撮のキングコングシリーズ第二弾。と言っても前作との繋がりは無く、前回ゴジラと対峙したキングコングに比べてサイズも小さくなっています。(身長20m云々の台詞があります) 本作のキャストの中で特に異彩を放っていたのが、悪役ドクター・フー役の死神博士・・・じゃなかった、故・天本英世氏であります。台詞の言い回しが実に明瞭でわかりやすい。今となっては不自然な芝居がかった演技と評されるでしょうが、まさしくマッドサイエンティストの役ぴったりです。しかも悪人なのに時々紳士で愛嬌もある・・・鑑賞していて、悪役なのに応援したくなっちゃいました。天本氏は後に、帰ってきたウルトラマン「暗黒怪獣 星を吐け!」という訳のわからないサブタイトルの回で、実に印象深い演技をされています。死神博士ファン(いるのか?)はぜひともチェックしてくださいな。 そうそう、フーの手下のひとりにハヤタ隊員もいましたよ。 さてそんな死神博士のスポンサー、某国の女スパイを演じるのはボンドガールで有名な浜美枝さん。妖艶な美しさの一方、健気な可愛らしさもある実に魅力的なキャラでした。でも役名マダム・ピラニアって…?あんなピラニアなら噛まれてみたいわ!(劇中での呼称はありません)もっとコスプレも見たかったです。 内容としては昔の作品のなので、粗を探せばいくらでもあるのですが、上述ふたりの魅力の前に主役(宝田明他2名)はおろか、怪獣達も霞んでしまうような、そんな作品でした。  

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