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首都消失 (1987)

TOKYO BLACKOUT

監督
舛田利雄
  • みたいムービー 9
  • みたログ 231

2.46 / 評価:77件

苦痛なまでにたいくつ

  • yuki さん
  • 2017年11月16日 8時57分
  • 閲覧数 971
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

東京が全くの機能不全に陥ったとき、日本はどうなってしまうのか、という思考実験としては面白い。いや、面白い素材を持っていながらもそれをまったく活かせなかったというのが正しい。例えば地方政治で臨時政府を結成したり、国の主要機関の空白時を狙って各国が日本を狙ってきたり。そんな国難にどう対処するのか、そしてどうこの「物体O」を打開するのか、というのが本作のキモとなるはずだったが、メインのドラマは電気屋とキャスターの安いメロドラマに終始し、ポリティクスサスペンスや小松左京特有の偏執的なまでのSF考証というのは観られず、ひたすら中だるみが続く。こんな国難時にこんなどこぞの人間見せられても困るのだが、彼らを無理やりヒーローにしようとする脚本のせいで物語に相当なムリが生じでいる。どうしてこれを政治映画に出来なかったのか。

本作を現代風にリメイクしたのが庵野秀明の『シンゴジラ』だと思う。本作とそっくりなシーンが散見されるので、首都消滅を参考にしたのは間違いがないと思う。あちらも首都が異型に襲われ破壊されるというストーリーだが、主人公を官僚にすることで国家の国難を無駄なく無理なく描くことに成功している。さらに余計なメロドラマを排することでテンポも格段に良い。首都消失も、雲の調査をしてるシーンは緊張感があるのだから、そういったシーンだけをつなぎ合わせればそれなりに面白い映画になったはずだ。

詳細評価

物語
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