死霊の罠
作品レビュー(12件)
- rat********
4.0点
当時は確か、こんな宣伝文句で話題になった作品だった記憶がある。 ビデオムービー全盛の時代で、自分もレンタルしまくってました。その中の1本です。いやー、懐かしい。 女性の裸と悲鳴と狂気、まさにホラーの3種の神器を兼ね備えた一本でした。 池田監督の作品は、この前に「人魚伝説」があって、それもかなりドギツイ場面がある好きな作品です。このストレートな映像表現、当時だから出来たのかな。今はコンプライアンスがどうこうとか、世知辛い世の中になってしまったもんです。 さて、小野みゆきさん、懐かしい。今は何やってるんでしょう?当時は結構人気者でしたよね。そんな彼女が下着丸見えで、逃げ惑う姿も見応え十分です。 自分的には桂木文さんが好みでしたね。テレビの「翔んだカップル」大好きでした。 AVは、ほとんど見たこと無かったのですが、小林ひとみという名前だけは知ってました。可愛らしい人ですよね。裸とあえぎ声だけが見せ場でしたが・・・ 今、見ればチープな特撮ではありますが、そこがまた味のある昔の作品です。懐かしく楽しませてもらいました。 小野さんの役名がナミで、あれっ?て思ったら、当時は気づかなかったのですが、脚本は石井隆さんだったんですね。どおりで好みの雰囲気だったわけだ。 最後に一言。チョコッと、島田紳助さんが出てました。いやー、ホンッと懐かしい。
- ブラックパール
1.0点
学生の演劇部以下の演技力でとても最後まで観るのは無理でした なんでこんなに評価高いのか謎ですが、当時としては画期的な邦画スプラッターだったのでしょうか?
- lud********
4.0点
とにかく懐かしくて最高! 小林ひとみ、中川えり子など、若い頃にお世話になった女優陣がたまりません。 桂木文もいたなぁ~ ストーリーなんかどうでも良い。 ふんだんなセクシーシーンがあり楽しすぎる♪ 戻りたいなぁ~この時代に。
- mnk********
5.0点
昔Vシネマブームがあり大量生産されました。 本作は劇場公開されましたが製作予算はVシネマと変わらなかったのでは予想。(東映のVシネは太っ腹な製作費でしたが。) しかしながら演出、脚本、撮影、音楽、特殊メイクなど最高レベル。 当時劇画と脚本家で有名だった石井隆さんの永遠のミューズ土屋名美を苦悩に落とし込む和製スプラッターホラー。 ヒデキはデヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・ブルード/怒りのメタファー』みたいで懐かしい。 そう、昭和から映画を観ている者には懐かしさが込み上げて熱くなる。 Blu-ray化を熱望されクラウドファンディングが組まれ完売。それも高値で取引されたので満を持してジャパンホームビデオ/マクザムがリリース。そのおかげで購入できました。 観られるだけでありがたい。 画質や音質も、仕方ない、我慢します。 池田監督の最高傑作です。
- illbeback1229
1.0点
本作も現在開催中の映画祭「カリコレ」旧作部門での上映ラインアップ作品だけど、自分は鑑賞予定ではなかった。 しかし、自分が愛読している映画雑誌に本作を絶対に観ろというアドバイスがありそこから興味が沸き、主演がなつかしの小野みゆきだったのも手伝って鑑賞した。 内容は小野みゆきが演じる女性レポーター宛に送られてきた謎の女性惨殺ビデオの撮影場所を見つけ、その場所で何者かに襲われるというスプラッターホラー。 初っ端の惨殺シーンがなかなかだったのでこれは楽しみと思って観ていたけど、自分にはその最初の惨殺シーンが一番ピークだったと思う。 そして、共演者には製作側がAV会社なのか今はなつかしのAV女優も数人いて、特に昔AV女優のトップにいた若き小林ひとみが出てたのは嬉しかったが、多分彼女も犠牲者でこういうスプラッター映画御用達のエッチ担当なんだろうなあと思っていたら案の定そうだったんだけど昔のアダルトビデオを大画面で観ているようだったのでそれはそれでよかった。 確かに所々日本のホラーも頑張っていたなと感じ取れる惨殺シーンがあったのは収穫ではあったんだけど、「この映画は一体何に向かって作っているんだ?」と叫びたくなってしまうほど話や設定や展開がハチャメチャになっていたのは悪い意味で意外過ぎた。 シンプルに惨殺ビデオに使われた撮影場所の工場内でスタッフがどんどん殺されていくという設定にすればいいものを1970年代や1980年代に作られた有名な数々のホラー映画のいいとこ取りを沢山盛り込む為に話を超がつくほど強引に作ってしまっているので作品が大量のC4爆弾で破壊されたような崩壊をしてしまっているのだ。(自分が感じた限りでは「サスペリア」「13日の金曜日」「ヴィデオドローム」「エルム街の悪夢」「エイリアン」「死霊のしたたり」等々…) そこに「何でそうなる!?」「どうしてそんな行動を取る!?」と人間としての常識的な行動を全て無にするようなとんちんかんな行為をするので「観ているこちらの常識がおかしいのか?」と錯覚を起こしてしまう。 加えて犯人は単独犯のはずなのに小林ひとみが串刺しにされるシーンはどう考えても3人いなければ出来ないという矛盾に、刺される時の効果音が「必殺仕事人」の中村主水が刀で斬る時の音にとても似ていたのもバランス悪かったし、「どう考えてもおまえが犯人だろ!」と出た瞬間確信できる突然出てくる上はジャケットを着ているのに履いているのはぞうりという全壊ファッションの謎の男の自作自演ぶりには今作に関わった人達には大変申し訳ないが笑いをこらえるのに必死だった。 ダメ押しは題名が「死霊の罠」で死霊=ゾンビなのにゾンビなんて一切出てこないというオマケ付きだ。 1980年代のホラー映画の邦題はなんでも「死霊の…」とつけたがるのでそれにあやかったのだろうけど…これにはもう呆れるしかなかったが、本作を観た事を何故か後悔してないのは内容や設定を間違わなければ日本のスプラッター映画も捨てたものじゃないとどこかで感じ取っているからかもしれない。
- hra********
3.0点
子どもの頃にあまりに恐ろしいジャケに借りる事ができず、30年近く経ってから拝見。 しかし、子どもの頃に怖がりながら見ておけば良かったと心底思った。 同じディレカン作品のスウィートホームは子どもの頃に怖がりながら見たおかげで今見ても当時のおっかない記憶が相乗効果になって怖がれるが、 この作品は怖がれない。 原因は石井隆脚本と小野みゆき。 チープなのは今の映画技術と比べても無粋な話なのでいいとして、殺す側の立ち居振る舞いや台詞回しがいくらなんでもカッコよ過ぎる。 これ、怖がらせる気無いだろ?惚れさせてどうする... 主演の小野みゆきも池田監督の演出のせいで逞しくてむしろ惚れ惚れしてしまう。 惚れさせてどうする... この布陣、とんでもない傑作を産むメンツだったんじゃないだろうか? ただ、ジャンルを間違えた。 怖がる為にホラー映画を見て「カッコいい!」って何回言ったろうか、それはなんか違うと思う。 ただ、監督、脚本、主演、どれを取っても最高の技術者達が集まったという事実は変わらない。 しかし池田作品の女性はカッコいいなぁ。
- 石井隼人
4.0点
「人魚伝説」で壮絶な血しぶきシーンを作り上げた池田敏春監督と、必ず死と暴力性が作品に色濃く表れる奇才、石井隆が脚本を担当。 そんじょそこらの中途半端なホラー映画とは比べ物にならないほどクオリティが高い!! レベルの高い特殊メイクと、無国籍にした舞台設定が物語りに信憑性を与えており、質の高いサバイバル・ホラーになった。 送られてきたスナッフビデオの真相を探るために、テレビ局のクルーがビデオが撮影されたであろう場所に乗り込むという話なのだけど、これって石井隆が奈美&村木シリーズでよく使う得意のシュチュエーション。 また殺人鬼が仕掛けるトラップなど恐怖演出が上手くできており、かなり怖いです。 後半につれて作品の持つバランスが崩れてくるが、そこはご愛嬌。ある意味B級のうまみとも言えますか・・。
- hir********
4.0点
ネタバレ観て損はなし
このレビューにはネタバレが含まれています。 - whe********
3.0点
ネタバレ貴重な一本。だが出来損ない。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kah********
3.0点
かなり昔に見たくてレンタルした覚えのある映画でした。 ただ、この作品はいまだになんだか怖さはなかったものの、エログロさがトラウマになりました。 子供がいる今、家でみんなで見よう!なーんてことは絶対言えません。 小野みゆきさんが、キャーキャー言っててもやはり逞しいなあと思ってしまう作品です(^-^;)
- sei********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hir********
3.0点
お早う御座います。有賀さつきです。(嘘です) 本日11月21日は、ゴールディ・ホーンの誕生日です。 人物レビューに書き込むの忘れました。 そろそろ、危ない、アルツハイマー予備軍です。 そー言えば、「なくもんか」で、いしだあゆみが、コロッと回復してたけど、 アレって、アリ・・・・? さて、「死霊の罠」です。 「DOOR」と併映だったよね。 劇場まで、わざわざ行って観た・・・マメだったな・・・あの頃・・・ 何と言っても、小野みゆきだ! 「戦国自衛隊」「トラック野郎」「ブラック・レイン」 「黒の天使」では、皆、大杉漣に成りたいと、心底、思ったものだ。 最近、どーしてんの?本間優二も、あんまり観ないよね。 コレ、最後の方からモンスター出て来ちゃうんだよね。 このおどろおどろスプラッターで、モンスターは、ダメでしょ。 「殺人鬼」で、押し通さなきゃ・・・ コレ、パート2もできるんだけど、「2」は、モンスターみたいなヒロインが出て、 佐野史郎が滅茶苦茶、愉快なんだよね・・・どーでもいいけど・・・ まぁ、本日から映画も新作ラッシュです。 タラちゃんもの、エメやんもの、まさみチャンもの、限界もの、 楽しそうな映画が多いですから、シネコンに行くのもオツですな・・・ では、良い週末を、お過ごしください。・・・・