傑作続編。
- rent10th さん
- 2007年3月29日 12時32分
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- 総合評価
一作目「死霊の罠」はバリバリの傑作スプラッター。そして、その続編となる今作は不条理サイコ・スプラッターとなった。
監督は「LSD」で常人では到底創り出すことのできない世界観を作り上げた、橋本以蔵。脚本は近年のJホラーの基盤を作ったといっても過言ではい、小中千昭。
出演はこれまた「LSD」でブットンだ演技を見せていた佐野史郎。
かなり気持ちの悪い作品です。主人公の女が通り魔的に女性の腹を裂いて殺してしまうのだけど、その被害者の描写がハンパじゃない!
腹から内臓を垂れ流しながら「ヒーヒー」と逃げ惑うという演出。
話の筋にまったく関係のない、エキストラ的な人たちの佇まいとかが妙に怖いシーンが多々あり、確信犯的な監督の才能を感じてしまいます。
アイドルや有名な俳優等出演の話題のみのつまらないホラー映画をJホラーの全てだと思っている方、是非とも観てください。
日本にはこんなに怖い映画が存在しているのですから!
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