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白夫人の妖恋 (1956)

監督
豊田四郎
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3.40 / 評価:5件

だめんずうぉーかー妖魔編♡

  • bakeneko さん
  • 2013年7月29日 21時52分
  • 閲覧数 562
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

中国古代の四大民間伝説の一つとされている『白蛇伝』に材を獲った、香港と合作した東宝初のカラー特撮で、淡いパステルカラーの色調で宋時代の中国を舞台にした“異種婚姻恋愛奇譚”を魅せてくれます。

白娘:山口淑子の、許仙:池部良への献身的な恋情を美しく綴った物語ですが、“相思相愛”とはいかない“恋情の温度差”が見所で、恋心を寄せられる許仙が“色男なだけの頼りない性格”に描かれていてイライラさせます(自身の存在や仲間を捨ててまで愛に走る白娘が気の毒に思えてきます)。この男のダメさ加減がヒロインの想いをより強調する作劇は、洋画ならば「夏の嵐」や「テス」、邦画ならば「東海道四谷怪談」を彷彿とさせます。
そして、愛に溺れて理性を失っている一途なヒロインに比べて、妹分である-小青:八千草薫の綺麗な顔&冷徹な状況判断が好対照を成していて、“あんな薄情な男は忘れてもっと良い者を探しましょう!”等の助言や、クライマックスの魔術合戦での煮え切らないヒロインを叱咤しての頑張りぶりはきっと応援したくなりますよ!

また、弱虫導師:東野英治郎、変な導師:森繁久彌、名古屋弁で喋る仙人:左卜全等、脇役達の怪演も見所の作品で、特に東野英治郎vs山口淑子の魔法合戦は一方的で笑えます。
そして、時代考証にマッチさせながらも独自のデザインを発揮している衣装も見所で、山口&八千草の美しさと相まってこの世のものではない色彩を放っています。

魔物と人間のファンタジー恋愛譚を豪華俳優陣と特撮で見せる作品で、同じ題材の邦画初のカラーアニメーション「白蛇伝」と見比べてみるのも一興かと思います。


ねたばれ?
古来中国では端午の節句は「菖蒲の節句」ともいわれています。古来、午月(うまづき)にあたる五月は凶の月とされ忌みつつしむべきとされていたので、月はじめの午の日である「端午」に「菖蒲酒」を飲み、「菖蒲湯」につかり、粽(ちまき)を食べれば、邪気が払われ、疫病が除かれるといわれていました。

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