ここから本文です

太平洋奇跡の作戦 キスカ (1965)

監督
丸山誠治
  • みたいムービー 35
  • みたログ 103

4.33 / 評価:46件

犬には優しいやんけ……

  • fg9***** さん
  • 2017年4月17日 14時37分
  • 閲覧数 810
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …1965年のモノクロ作品だ。
 …恥ずかしながら、『キスカ』という島の存在さへ知らなかった。
 …あらすじはある解説が良く出来ているので引用する。
 『1943年、北太平洋上のアッツ島で、米軍の猛攻に遭った日本軍が玉砕。
 同じアリューシャン列島にあるキスカ島の守備隊員約5200名も同様の運命を待つ のみかと思われる中、日本軍が濃霧にまぎれて艦隊を島に送り込み、敵の包囲網を破って全員無事撤収させることに成功した「キスカ撤退作戦」。
 「中略」
 観る者の快哉を誘う会心作に仕上がった。』
 『大本営の海軍部では、彼らを見殺しにするのもやむなし、との意見が大勢を占める中、司令長官の川島中将(山村聰)は、彼らを何としてでも救えと、大村少将(三船敏郎)に隠密の撤退作戦を任命。
 大村少将は、濃霧をついて敵の包囲をかいくぐり、キスカ島に艦隊を接近させる機会をうかがう。』
 で、実際に濃霧に乗じて撤退作戦を開始するが、キスカ島に至らずうちに濃霧が薄らいできてしまう。
 下士官等はこのまま断行することを進言するが、大村少将は、沈着冷静、慌てず騒がず、『戻れば、また来ることができる。』として、一旦は退散し、再び濃霧が出現する時期を我慢強く待つのだった。
 で、濃霧が到来する日を予測する気象予報士を児玉清が演じていて、随分と爽やかで清々しかった。
 そして、2回目の撤退作戦を敢行する。
 今度は霧が濃すぎて、自軍の駆逐艦どうしが接触するというアクシデントが起きるが、敵のレーダーに拾われないように西島周りの浅瀬をヨ~ソロと進むシーンはスリリングで緊張感で一杯だった。
 結末は、『観る者の快哉を誘う会心作に仕上がった。』
 『快哉』なのだから、戦争で負けた日本の戦争映画としては稀有な作品だと思われる。
 また、CGのない時代の手作りの特撮は、円谷英二ならではだった。
 なお、半月後、米軍がキスカに総攻撃をかけるものの島は空っぽで、濃霧のせいで同士討ちが始まって100人が負傷した。
 日本軍は守備隊員と遺骨しか撤退出来なかったので、犬2匹は置き去りにされたのだが、2匹とも生き残っていて、米軍が連れて帰ってくれたそうだ。
 犬には優しいやんけ……余談でした……ペコペコ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ