あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(64件)
- ntm********
4.0点
子ども頃から何回も見てます。 初見してから40年以上経ちますが大魔人に追われる夢(悪夢)を今でも時々みる位子供心に怖いと感じた作品です。 (でも好き。) 一作目である作品が一番怖いかもしれません。 理由 1.額に杭が打たれている。 2.張り付けになった善人の侍まで投げ飛ばす。 3.一番の悪人を追い詰めるシーンで家臣の悪人を壁に押し潰す所から手で手繰り寄せながら捕まえ、額にあった杭を悪人に突き刺す所までのシーンは、ホラーと言ってもいい位です。 4.怒りが収まらず罪なき農民や平民にまで危害を及ぼそうとする。 (「えー何で?」と子供心に思った。) 後、三作共通で使用されたシーンにやぐらに向かって正面を向く大魔人のあの怖い顔(家来達が驚く)は大魔人の名シーンですね。→そしてやぐらを破壊。 子供心に「悪い事をするとその報いは必ずある」 と教えてくれた映画でもありました。 昨今、子供達が目にする映画やアニメに大魔人のような作品がありません。! 大魔人復活があってもいいかもしれませんね。 ゲスト出演の大魔人登場(妖怪大戦争)ではなくれっきとした作品として。! (本当は庵野氏抜きでやった方がこれからを考えればいいと思いますが?) 「シン大魔人」か。 うーん。? 最後にあのミニチュアを使った特撮は本当にリアルです。 スケールが大きい為、製作するのが大変だったと思いますがそれによってリアルな映像が出来たのでしょうか。! 大映特撮映画と言えば「ガメラ」シリーズとの声もあると思いますが私は「大魔人」シリーズが大映特撮映画の代表と思いますし、一作目が一番怖いし、一番好きかな。
- app********
5.0点
第1作が2、3作目と違っている重要なポイント。 冒頭の花房領における神事でも暗示されている通り、魔神は武神像によって封じられているのであって、石像自体は魔神ではない。人間界に変事が起きた時に封印が破られ、魔神が石像を依代として動き出すという設定だった。神に仕える巫女の信夫は死に瀕して言う。「恐ろしい魔神、阿羅羯磨が出てくる」。封じ込めている武神像を壊せば、その下に押さえ付けられている阿羅羯磨が「出てくる」と言っているのだ。 ところが2作目以降では魔神と武神像との区別がなくなり、魔神封じのツールだった石像がそのまま魔神本体であるかのような設定に変更される。「細かい話だから」と省略したのか。それとも別の理由があったのか。 ちなみに私が買ったDVDには、大舘左馬之助の家紋が円盤いっぱいにプリントされている。私は相当なバチアタリなのかもしれないが、できれば「むごい死にざまを晒す」のだけはご勘弁願いたい。
- tom********
5.0点
ネタバレ見事な特撮
このレビューにはネタバレが含まれています。 - Mr.にゃんちゅう
4.0点
大魔神は、まさに神さま。恐ろしい存在で、正義といえるかどうかは分からないが、自らを恐れない人間に対しては容赦しない。その恐ろしい存在感を、特撮映像で描いている。子供ながらに、ドキドキして観た記憶がある。悪いことをすると罰が当たると、刷り込まれたものだ。何10年と経っているのに、その存在感が色褪せない。
- ムービークリニック
4.0点
2022年の今になって大魔神の初見。 まずは時代劇というのが驚きであり新鮮。伊福部氏の重量感あるBGMに乗って、怪奇テイストを散りばめた巨大ヒーロー?作品であった。 物語の前に登場人物について。 主役と言われ参加した大魔神役の橋本力は元プロ野球選手。北海道出身。 結局大魔神のスーツアクター(笑)たしかに主役。 でも目は本人の目であったのでセットの砂塵の中を瞬きせずに見開き、充血して迫力アップに偶然貢献したという。 この橋本力は『ドラゴン怒りの鉄拳』の日本人強敵柔道家で出演。 裏話って面白い。 あとは主役級の藤巻潤がとってもイケメンで惚れ惚れである。鬼平犯科帳の五鉄の大将役が自分的には印象深い。 伊福部氏のBGMがとってもゴジラサウンドに聴こえますね(笑) さて物語は、戦国時代。家老が領主にクーデターをしかけて成功。 まるで北斗の拳のサウザーのように、城門を作るため村人を強制労働させ、さらに圧政で苦しめるのであった。 そこで元領主の息子と娘は家来たちに助けられて、10年間魔神のお山に隠れて生きていた。 だが見つかり処刑されそうに。魔神を封印してる巫女も殺され、魔神の像も破壊されそうになる。 バチが当たるぞー!と言いつつ息を引き取る巫女。ついに怒りの大魔神が始動するのだ。 ここで大魔神は像を壊そうとしたものを次々と抹殺していく。スーパーヒーローかと思いきや村人も容赦なく殺していくのだ。 怒り狂った手に追えぬ巨大ハニワ。 専用機器を購入して挑んだという合成映像も大迫力。大魔神の遠景と逃げ惑うサムライ達のカットも見事だ。 息子は捕まってしまっただけで、ほとんど活躍はなし。主役は大魔神と家来の小源太(藤巻潤)だから仕方がないか。だが娘は大魔神に懇願する重要な役。やはり女優は映えるのであった。 撮影中は瞬きしないという大魔神の目に注目してしまう(神様だから瞬きしないという設定)。ワンカット瞬きシーン見つけて喜んでしまったしょうもない自分。 魔神封じの祭りで大魔神を封印していた村。やはり大魔神は破壊神であって出現させてはいけないものなのか。だが助けてくれると信じたい村人。このせめぎ合い。 ゴジラに出てきたキングシーサーのように、なかなか動かず出現しない大魔神に苛立ちを感じつつも、さすがの破壊力の魔神に魅力を感じる。 なんとなく妖怪の雰囲気も感じる。 時代劇という昔話感も楽しい。 怒りの爆発力と焦らし。魔神の理性はこれからどうなるのか。この後に続く2作目3作目の展開に期待したい。
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