ここから本文です

帝都物語 外伝 (1995)

監督
橋本以蔵
  • みたいムービー 4
  • みたログ 11

1.71 / 評価:7件

ベンガルvsきたろう

  • 刃渡まつり さん
  • 2009年1月21日 23時52分
  • 閲覧数 2258
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

私の住んでるアパートの近くには、中古のVHSを売っているコンビニがあります。
どれでも一本390円。
安いかどうかは作品ラインナップにもよるんですけど……さて。


この映画は、そのコンビニでゲットした映画。
帝都物語、なんて、私がすごーく小さい頃の映画ですよ。
続編の帝都大戦は劇場に観に行った気がしますけど、何歳の頃か既に思い出せません。
多分小学生だったと思うんですけどね。

あー、うん。
つまんない計算しないようにね(笑)
歳なんて、どうでもいいじゃないですか、この際。



帝都シリーズ自体、島田久作が好きという理由で気に入ってるんですけど、この外伝は残念ながら島田久作の出番はなし。
それだけなら「なーんだ。加藤、出ないんだ」でVHSを棚に戻すところです。
が、ジャケ裏のキャスティングをもう一度よく見直して、気が変わりました。

 西村和彦
 ベンガル
 きたろう

やっべ。
キャスティング、めちゃめちゃ豪華(笑)
女優さん?
知らね。

基本的には邦画より洋画派の私ですが、日本の俳優さんの中にも好きな人はたくさんいます。
西村和彦もその中の一人。
名前が似てる西村雅彦も大好き。

この西村和彦さんはですね、割かし多才な方ですよ。
私が一番最初にこの方を見たのは、テレビドラマ「同窓会」でした。
井沢満原作の、色々アレなドラマでした。
ここでの西村和彦の役どころというのがかなり美味しいポジションで。

主人公高嶋(兄)に思いを寄せる西村。
奥さんは初代スケバン刑事こと斉藤由貴。
尚且つ、西村に思いを寄せるTOKIO山口。
更に高嶋(兄)に惚れるTOKIO国分。

ちょ。
どんだけ鼻血を吹かせてくれるのか(笑)
実際、毎週大笑いで見てた気がします。

その時も、西村和彦はイイ芝居してたんですよね。
つーか、好き。私好みの演技をするとゆーか。
似たような雰囲気で言うと、村田雄浩なんかも好き。



かなり脱線しました。



そして、特筆すべきはベンガル&きたろう。
この2人の共演が観られるなんて!

西村和彦も確かに好きだけど、ぶっちゃけ、購入に踏み切ったのはこのためです(笑)





そろそろ映画自体に触れましょう。

小説を原作とした映画にありがちなのが、原作の設定を消化し切れてないってパターン。
映画というのは、一部例外を除いて、90~120分くらいで作るのが普通です。
原作小説の設定や描写の全てを短い時間の中で表現するという方が無理ですね。
だから、映画は映画独自の展開や設定を作ったりするわけですが……これも上手く行く場合と失敗する場合があります。

本作品の場合、その辺がどうも上手くいってないように見受けられます。

小説の映画化で、設定が良くわからないとか、ストーリーがわかりにくいってことがあった場合、この設定の消化不良であることが多いんじゃないでしょうか。
原作ではきちんと描写・説明されていた部分も、映画では端折られてしまっていてわからないものになっていたり。

この映画は、その典型でしょう。

そんな部分もあり、全体としての完成度は低め。
面白いかと訊かれると、否と答えざるを得ません。


ただ、やっぱり役者の演技が光る映画ではあります。
見所はその辺でしょうか。

特に……ベンガル&きたろう(笑)



ベンガルはですね、最初から出張ってたんですよ。
でも、きたろうが、待てど暮らせど出てこない。
物語もラスト近くなって、ようやくチョイ役みたいな形で登場です。

でもねえ、この人、チョイ役のクセに、オイシイ所を全部もって行きましたよ。

ストーリーの核心に触れる部分ではないので喋っちゃいますけど。


本当に最後の最後で、なぜかベンガルがふんどし一丁になるんですよ。
頭に鉢巻して火の点いた蝋燭を立てて、手に持つは日本刀。
この格好だけでもツッコミ所満載なのに、この後の行動がまた楽しい。
「俺が神になる!」とかワケのわからないことを喚きながら西村和彦へと斬りかかろうとします。
そこへ、満身創痍のきたろう(刑事)が這いながら登場。

「ぶっ殺してやる!」

変態としか思えない出で立ちのベンガルに向けて、バキューン!


このシーンが強烈過ぎて、この後どういう結末を迎えたか、さっぱり思い出せません(笑)


つーか、そもそもベンガルの行動が意味不明。
そこは、設定を消化し切れてないところだと思いますが、あまりにも唐突過ぎる変態っぷりには楽しませていただきました。
完璧なタイミングで登場して変態を撃ち殺す、きたろうも最高!
このラストシーンだけは、マジに必見。

ホント、このシーンが観られただけで390円払った価値はあったと思いました。
ベンガルときたろうを、ますます気に入った一作です。
ベンガルファンときたろうファンの皆様、いかかでしょうか?(笑)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • セクシー
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ