ここから本文です

透明人間 (1954)

THE INVISIBLE MAN

監督
小田基義
  • みたいムービー 4
  • みたログ 39

3.32 / 評価:19件

東宝特撮映画コレクションより

  • ハタケ さん
  • 2011年10月31日 12時35分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

東宝特撮映画コレクションを買わなかった人の為に、解説&みどころより。
 『透明人間』は『ゴジラ』の約1カ月後、1954(昭和29)年12月29日に公開されたSF小説の祖であるH・Gウェルズが先鞭をつけた姿の見えない怪人はすでに国内外で映像化されていたが、ここでは透明人間は単なる怪物ではなく、戦争中に軍部が戦略のために行った実験によって誕生したものとして設定されている。すなわち核実験によって現代に姿を現したゴジラ同様に、人間の科学が作り出した犠牲者である。そして社会の片隅でひっそりと生きていたが、透明人間を装って悪事をはたらく人間たちに制裁を下すというストーリーは、スリラーだ
とどまることなく作品全体に独特の情緒と哀感を漂わせており、のちに『美女と液体人間』『電送人間』『ガス人間第1号』と続いていく東宝特撮映画の1ジャンル「変身人間シリーズ」出現を予感させるものとなっている。
特技監督の円谷英二は、透明人間を映像化するにあたって多くの独創的な試みを行っている。例えば服を脱いだりメイクを落とす姿が見えなくなったり、無人のスクーターが街を走るシーンなどは当時の観客をいたく驚かせ、その名声はさらに高まることとなった。またクライマックスには、精巧なミニチュアによる重油タンクの大爆発という見せ場も設けられている。本編監督の小田基義は特撮のインパクトに負けず手堅い演出を行い、この後『ゴジラの逆襲』をつづけて手がける。
 出演は河津清三郎、三条美紀、高田稔、土屋嘉男ほか。盲目の少女まりを演じた近藤圭子は、当時高い人気を博した童謡歌手である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • スペクタクル
  • 不思議
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ