あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(21件)
- myn********
2.0点
ガス人間がおもろかったので、観てみたら、こっちは全然おもろなかった。
- ama********
3.0点
ネタバレ美女と炎
このレビューにはネタバレが含まれています。 - drm********
3.0点
ネタバレ特撮素晴らしい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yam********
5.0点
おどろおどろしくてエロティックなタイトルにふさわしい歴史的特撮映画の名作である。さすが、監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二だ。 50-60年代の日本の様子がふんだんに楽しめたし、カーチェイスあり、警察と科学者たちのぶつかり合いなどがあり、特撮映画ならではの展開である。 また、当時のダンスホールで妖艶に唄い、身体をくねらせる白川由美(二谷英明の奥さん)の美しさも見どころの一つ。 「人喰いアメーバの恐怖」(邦題『スティーブ・マックィーンの人喰いアメーバの恐怖』)が同じく1958年に公開されているが、とても良く似ていてビックリ。 子ども心に、階段をゆっくりと降りてくる人喰いアメーバを彷彿とさせてくれる。
- cyborg_she_loves
3.0点
核の恐怖を特撮映画で描くのは、「ゴジラ」や「マタンゴ」など、本多猪四郎監督の「こだわり」のテーマのひとつですが。 他作品とちがってこの映画は、いまひとつ怖くない。 ひとつは、設定があんまり恐怖心を呼び起こさないということがあるように思います。 液体化した人間に触れた人も液体化する、一種の感染症がテーマなわけですけど、液体化した人間はどろ~りとゆっくりとしか襲ってこないから、逃げるのは簡単です。細菌やウイルスの感染は感染源が目に見えないからどこに潜んでいるかわからない恐怖がありますが、相手が液体なら避けるのは簡単です。 で、これが「【恐怖の】液体人間」とかじゃなくて「【美女と】液体人間」だというのは、これ作ってる人自身も全力で観客を怖がらせようとしてないことを表わしていますよね。 この映画の半分は、白川由美さんの美貌をたっぷりと、エロティックに映すことに対やされている。彼女の着替えの様子とか、キャバレーで踊ったり歌ったりするシーンが、ストーリー展開上不必要なほど長々と入れられている。 こんな美女をあんなグロテスクな液体人間が襲うなんて、という対比が眼目になってるんですね。だから動物実験でも、モルモットなどではなく、わざと醜いガマガエルを出してきて液体化して見せるわけです。 恐怖映画じゃなくて、グロテスク映画なんですね。 それでも、当時の映画には節度ってものがちゃんとありますから、今のスプラッター映画みたいに本気で吐き気をもよおすようなエグい醜さは絶対に出てこない。美女の描写でももちろんヌードは登場しない。 ちゃんと心地よくグロテスクさを楽しめるように作ってあるので、今の観客には物足りないと感じるんじゃないでしょうか。 液体人間の特撮は、当時としては難しい技術を駆使していることはよくわかりますが、今見れば子供だましにしか見えないのは、これは仕方ないでしょう。 結果、今でもこの映画を見る価値と言えば、もっぱら白川由美さんの美貌と色気を堪能できるところにあるということになります。 「液体人間」の方に期待して見てたら今となってはガッカリする映画ですが、「美女」の方を期待して見てる分には、満足度は決して悪くはないです。 昭和中期の空気を実体験で知ってる世代には、たったこの程度の露出でも当時の男たちはワクワクドキドキしたもんだったなあ、と当時のことが懐かしく思い出されます。 「美女と」の部分は☆4つだけど「液体人間」の部分は☆2つ、で、映画全体としては☆3つ。
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