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上映中

復活の日 (1980)

VIRUS

監督
深作欣二
  • みたいムービー 217
  • みたログ 1,345

3.97 / 評価:824件

日本SF映画の金字塔

  • tommy_and_jimmy さん
  • 2020年2月12日 19時03分
  • 閲覧数 8409
  • 役立ち度 35
    • 総合評価
    • ★★★★★

新型コロナウイルスの蔓延を受けて、先日ケーブルTV局がウイルス映画をまとめて放映しました。アウトブレイクやコンテイジョンは見たことがありますが、本作は未見だったので録画しました。

週末ゆっくり見てみてびっくり! 南極ロケや実物の潜水艦を使ったことによるリアリティのある映像とともに、ストーリーのスケールの大きさに感嘆しました。ハリウッド版ウイルス映画はどれもウイルス蔓延の恐怖を描くだけですが、本作はウイルス兵器と核兵器による二重の人類絶滅危機を描くという構想の見事さに驚きました。人類を滅ぼすものがあるとすれば、それは人類の愚かさであるというメッセージを強く訴えようとした作品だと思います。

日本映画にありがちな「くさいセリフ」や「大げさな感情表現」がないことに加え、ハリウッドの名優を多用して世界各国のありがちな対応を描いているので、違和感なくストーリーに浸ることができました。前半で日本でのウイルス蔓延の過程で医療従事者が疲弊している様子が描かれていますが、最近中国から伝えられる病院の映像を彷彿とさせるもので、本作の脚本は良く練られていると感じました。半分も見るとラストを想像できてしまう映画が多いですが、本作は全く先が読めず、最後まで緊張感をもって楽しむことができました。

ラストに向けて主人公が彷徨するシークエンスも美しく、「砂の器」の有名なシーンを思い出させます。

まさに日本SF映画の金字塔であり、新型コロナウイルスの脅威に脅かされている今、SFに興味があるなしにかかわらず、多くの人にお勧めできる作品だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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