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ミカドロイド (1991)

監督
原口智生
  • みたいムービー 10
  • みたログ 31

2.42 / 評価:19件

出たなっ!フル装備の伴宙太ぁっ!

  • ナイスルール さん
  • 2012年1月31日 2時15分
  • 閲覧数 1112
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

昭和20年3月、陸軍が東京に在る陸軍研究施設を突然封鎖し、研究書類等を焼き払い、研究員を抹殺しちゃう…っていう出だしの筋が何とも納得できない。この物語を通じて発揮されるミカドロイドの性能と耐久性なんぞを考えると、東京大空襲直前の、まだ本土決戦を真剣に考えている段階で、これほど完成度の高い新兵器を潰すというのは現実的ではない。
それに、画面にはチラッとしか出てこないが、戦艦大和の第一艦橋のような司令塔を持ち、高さ2,30mぐらいのキャタピラ、軽く大和の主砲の倍ほどある主砲一門と、十門近い副砲塔で武装した巨大な“移動要塞”も完成していたようで、これを実戦配備できていれば本土決戦も夢ではなかったろうに…と思うと、なぜ、こんな無茶な出だしなのか首を傾げてしまうのだ。
に、しても当のミカドロイドは機関銃(実際に犠牲になる若者たちの負傷具合を見ると兵器としてはカスな性能だが)と日本刀がほぼメインの武器で、あの恰好で空挺部隊編成を考えていたのか落下傘パックを装備しているものの、重火器の類は持っておらず、その外見は捕手の恰好をした伴宙太…いや、まさに帝国歌劇団のロボットであり、動きはとことん鈍い。
まあ、簡単に逃げおおせてしまえるファニーなキャラなのに、画面はとことん不気味さと恐怖を追求しているところが見る者を終始ドンビキさせてしまうのが何とも憎い演出である。
ヒロインが来ている服装が、駐車場では純白であったのに研究所の廃屋に入った途端、濃緑色の軍服みたいな色に変ってしまうのは意識的にシュールな演出を狙ったものか、それとも単に低予算ゆえに衣装のスペアに窮しての事か。
平成バブルを象徴するボディコン・シブカジ・ド派手ファッション・強烈なメイクで次々と出てくる登場人物たちに、当時の雰囲気が妙に蘇り懐かしさを感じさせる点では評価されよう。

詳細評価

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