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七つの顔 (1946)

監督
松田定次
  • みたいムービー 2
  • みたログ 13

3.40 / 評価:5件

○眼ではタクシーの免許は取れないのでは?

  • bakeneko さん
  • 2010年6月16日 13時25分
  • 閲覧数 554
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦後の進駐軍の“チャンバラ禁止令”(なんか鈴木則文の“あの映画”の題名みたい♡)に対応して生み出された伝説の現代探偵もの:“多羅尾伴内シリーズ”の第一作で、荒唐無稽な展開と千恵蔵の七変化を楽しむ娯楽作品ですが、本格推理への秋波や戦争直後の劇場のレビュー&歌謡シーンの雰囲気も興味深い作品でもあります。

ある時は“かための運転手”
またある時は“やわらかめの運転手”….
(ご免なさい:唐沢なをき先生のギャグです)
の名台詞で有名な多羅尾伴内シリーズの元祖である千恵蔵バージョンは、大映で4本、東映で7本創られて大人気でありました(ちなみに1970年代の二代目多羅尾伴内は小林旭が東映で2作ほど演じています)。
本作はシリーズ最初の作品と言う訳で、まだ“お約束パターン”が決まっていない手探りの部分が初々しい映画となっています。
つまり、
“怪盗ルパン”シリーズの様な“元盗賊による推理活劇”を目指して、本格的なトリックと謎解きを物語の中心に持って来ている事。
轟夕起子の歌謡シークエンスやホールでのショウ場面等、音楽的にも楽しめる作品である事。
主人公の活躍があまり人間離れしていない事。
―等が、シリーズ後半の“超人のありえない大活躍オンリーのお約束活劇”とは異なる多角的な見所を提供しています。
更に、当時の警察のサイドカー中心の部隊等、時代の特色も興味深いものが有ります。
そして、主人公の凝った自家用改造車はバットマンや007に先駆けたものであります。

戦後が色濃く残る世相も反映した“伝説となった娯楽作品”で、80分というコンパクトな上映時間と廉価版(東京では特売333円!)のおかげで鑑賞し易い作品であります。


ねたばれ?(推理ものとしての突っ込みー観賞後にどうぞ)







先に“あちらの家”が見つかったらどうするつもりだったのだろう?

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