『ゼンダ城の虜』
- kinchan3 さん
- 2016年9月23日 10時27分
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『ゼンダ城の虜』の翻案だ。
さすがに宝塚は『ゼンダ城の虜』を舞台で演じている。
昨日、『スカーレット・ピンパーネル』のドイツ語版を手に入れたのだが、しばらく妻は同じ曲と気づかなかった。
翻案というのはすごいものだ。だって、日本古来だと思っているからみんな餅まで買ってしまう桃太郎侍が外国のものだって。
まあ、「ハンスちゃん」というのが「ちょうちょ」という歌になってしまう国だから。鈴木孝夫先生がいう「フィルター効果」というものが働いている。
立役というのは、強くて逞しい役柄である。武士の理想像をモデルにしているため、恋愛はしないことが武士の道徳である儒教の定めである。
だから、映画でも主役の立役は恋愛しないのだが、雷蔵だけは恋愛をすることができて、これが『眠狂四郎』である。
桃太郎はさすがに寝たりはしないが、最後には二枚目に戻る。
兄弟をうまく演じ分けるところは流石に雷蔵だ。
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