日蓮と蒙古大襲来
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(4件)

スペクタクル26.7%勇敢13.3%ゴージャス13.3%知的13.3%かっこいい6.7%

  • may********

    4.0

    4K修正で甦るスペクタル大作

    63年前の映画だけど、画質、色がとても良い。 4K修正は素晴らしい。 特に衣装が美しくて、色彩とともに生地の良さが伝わってくる。 とにかく金をかけている、かけられた時代だったのかな。 今のようなCGがないので、建物も船もすべて本物。 それを惜しげもなく破壊し、火で焼き尽くし、水で押し流す。 やはり本物の迫力は違う。 これは、宗教映画、になるのかな? 比べるとしたら、ハリウッドの「十戒」 宗教スペクタル大作という点で負けていない。 ラストの蒙古軍が、暴風で壊滅水没するシーンは迫力満点。 日蓮役の長谷川一夫は、昔、ものまねでよく見たまんまのセリフ回しだった。 その他、年配の人には懐かしい涙ものの役者さん総出で、その人たちを見るだけでも価値ある作品。 蒙古襲来の史実を調べてみたくなった。

  • shoko

    3.0

    日本にも十戒のような映画がありました!

    小湊温泉に旅したとき日蓮上人ゆかりのお寺を拝観したことから、人となりを知りたくなり、you tubeにアップされていた本作を鑑賞。 1958年製作ですから、歌舞伎役者出身の映画俳優さんたちの芝居がかったセリフ回しや大げさな演技が今の感覚にはあいませんが、それはそれとして、日本にも「十戒」のような宗教家を描いた歴史スペクタクル映画があったことに驚きました。 モーゼが海を割ったのと等しいミラクルの連続! これほどまでの迫害に耐えて信じる道を説いたこともまるで聖書の物語をみるようで、驚きました。 はじめのクレジットから、日蓮上人と蒙古襲来の物語を「歴史の事実から飛躍して自由に創作した」とことわりがあるので、ミラクルが実際にあったかということはここでは問題ではなく、この日蓮という日本を代表する宗教家がどのような人物であったのか、興味をもたせてくれたことが一番の収穫でした。 私の実家は浄土真宗なので、小さい頃から「末代無智章」を意味もわからず音でとらえて暗唱していて、今もそらで唱えられるほどですが、気が付いてみたら私が祈っているのは阿弥陀如来。唱えているのは南無阿弥陀仏。 日蓮の場合は鎌倉仏教の一切を否定して、「南無妙法蓮華経」と説いているなど、今はじめて気がついたことがたくさん。 だいたい鎌倉の大仏は阿弥陀仏で奈良の大仏とは違う仏様だということすら意識したことがなかったです。 英語で大仏をみてブッダというから、みんなゴータマ・シッダールタ=お釈迦様なのかと思ってた! それはそれとして、今度はバランスをとるために?(笑)浄土真宗宗祖の親鸞上人の映画をみたいな、と思ったりしています。 それにしても一口に仏教といいますが、日本の仏教と他の国の仏教とは違うし、日本の中でもそれぞれの宗派の教義があることなど、あらためて認識させてもらいました。 映画は長谷川一夫、勝新太郎、淡路千景と当時のトップスターの共演ですが、私がおっと思ったのは北条時宗役の市川雷蔵。クローズアップになるとびっくりするほどいい男でした(笑)

  • syu********

    3.0

    邦画始まって以来の最高最大スペクタル巨編

    歴史の事実から飛躍して自由に創作した.『雷鳴轟く大暴風雨!怒涛逆巻く玄界灘!蒙古数百万の大船団来襲!敵国降伏を絶叫する日蓮!今ぞ世紀の大決戦は迫る!』『蒙古来る!北より来る!四百余州をこぞって迫る百万の大船団!迎え撃つは若き執権北条時宗! この映画の価値は後半の30分(だけ)にある。夜半の海に威風堂々の蒙古の船団。徐々に波が高くなり嵐の予感。こうなると蒙古の大砲用の樽詰めの火薬が揺れる船では災いし、やがて本格的になった暴風雨に船内はパニック状態。船は荒波にもまれ、火薬は爆発し、火と水に攻められて、蒙古の軍艦は次々に海に飲み込まれていく。精密な模型、立体感のある波、ミニチュアワークのスペクタクルシーンは、今見るとノスタルジックではあるけれど、セット部分とのチームワークが完璧で迫力満点。数々の戦闘場面を経て、クライマックスの大暴風雨で、全艦隊が海の藻屑と消え去る凄まじいスペクタクル・シーンまで、かの洋画「十戒」を凌ぐものとして、大映スコープ総天然色の大画面。 新東宝・大蔵貢の「明治天皇と日露大戦争」と大映・永田雅一「日蓮と蒙古大襲来」。おそらくこの2作品で、当時までに制作された全邦画制作費の半分は消費されたであろうと考えてよい。

  • jig********

    2.0

    不適切なセリフで何がワルいのか

    仏教にも宗派とやらが存在してまして、 念仏の唱え方もそれぞれ異なっていたりしてまして お葬式の時にお坊さんの念仏の声に耳を傾けて おくことをお勧めします。 南無阿弥陀仏が浄土宗? 南無妙法蓮華経が日蓮?だったような・・。 そういえば浄土真宗とかもあったな・・。 で、我が家はどれだっけ? あぁわからん。 こんな大人にならないように 常日頃から先祖の霊に祈りをささげておくとよいのでは。 私のことはさておき、 日蓮の成り立ちと、社会の授業で習う元寇(げんこう) について描いた作品でございます。 冒頭の字幕で説明されるように かなり大胆な発想?のもと作られたフィクションなので これを信じてはいけないと思われ、 単純にモーゼ(海だか湖だか割った人)すげ~くらいの 気持ちで観るべきものと思われます。 が、しかし、 そもそもが宗教くさいものが苦手なのか嫌いなのか、 ”信じるものは救われる”的なお話がどうも苦手なのです。 そのせいか、 非常に高名で優れていたと思われる 日蓮の創始者なのかな? 彼の言っている言葉が私にちっとも響いてこない。 かえって胡散臭く映ってしまうという状況に あぁこれは合わん。合わぬのだー!と心の中で叫んでました。 元寇については私が習ったのは 台風で沈没して退散したくらいしか覚えてないですが、 作品ではかなりの激戦でした。 実際、書物などによると戦いは行われていたようですが 詳しいことはよくわからないみたいです。 台風(神風)が本当にあったのか、 日本軍が撃退したのか、 はたまた補給が続かず撤退しただけなのか・・。 少なくとも”念仏”で撃退ではなさげです。 以上の私の経験を踏まえわかったことは、 これから観る人には宗教的な何かに囚われることのない・・、 いやむしろ日蓮の信者の方なみの理解者が観る事が 望ましいと思われます。 『日蓮』という作品も観ようかと思ったのですが、 この状態じゃあかん・・ということで断念しておきます。 あ、書き終えて一つ思い出したのが ”不適切なセリフ”とやらの扱い。 私が観た本作(WOWOWで鑑賞)は不適切なる部分が ものの見事に”無音”状態で観ていて”は?”でした。 露骨に”ピー”って入ってる作品も観たような気がしますが、 これってどうなの? ”不適切な表現”とやらを聞かせたくないということ自体は 理解できるものの、それが何であるかを述べねば観ている側は 理解できないのではなかろうか。 例えるなら、 子供が危険な行為をやっちゃいけないということは 口で言ってもわからないわけで(わかる子もいるけどさ)、 ある程度の危ない行為とか目をつぶって経験させないと 身をもって体験できないんじゃないの?と。 言葉も同じで、 何が不適切で何を言っちゃいけないかを理解する 機会を奪ってしまうことが果たして正しいのか?と。 むしろいけないのは”不適切な表現”をした時に 注意できない環境(周りの人々)なのではと思うのだが。 そういう意味でまったく触れさせないというこの環境づくりの仕組み、 無菌室に閉じ込められてあらゆる細菌からの脅威にさらされなくなった と思いきや、無菌室から出られないという本末転倒な状況に どこか似ているような気がしてならない。 人間、どこかで差別したり区別したりの言葉を生み出しているわけで、 これを昔の作品にまで当てはめて排除していたら そのうち無音映画になっちゃいません? 大袈裟でしょうけど、話の中身すら変わってしまう変なことになる 気がして、個人的にはこの行き過ぎな”言葉狩り”にも似た行為、 なんとかならないものかねと思った次第です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
日蓮と蒙古大襲来

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

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