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不知火檢校 (1960)

監督
森一生
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4.21 / 評価:19件

こんな鍼灸師は嫌だ!

  • bakeneko さん
  • 2017年1月13日 7時13分
  • 閲覧数 465
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

昭和の黙阿弥と称せられた、狂言&歌舞伎作者の宇野信夫が三世河竹新七の「藪原検校」を下敷きにして1960年に書き上げた同名歌舞伎を、後に「座頭市」の脚本を書いた犬塚稔が脚色したもので、長くヒット作に恵まれなかった勝新太郎の人気がブレイクしたことでも有名な作品であります。
盲目ながら悪知恵の働く主人公:杉の市がありとあらゆる悪事を躊躇無く駆使して、盲人の最高位である検校にまで上りつめてゆくが、最後に悪事がバレて失脚するまでの様子を生き々と描いて、悪の魅力と煩悩に従って生きる自由奔放さにカタルシスを感じる作品で、「スターウォーズ」のダースベイダー、「大菩薩峠」の机竜之介、「第三の男」のハリー・ライム、河内山宗春、白波五人男、「羊たちの沈黙」シリーズのハンニバル・レクター、リチャード三世…といった、魅力的な悪役が活躍する―ピカレスクロマンの系譜であります。
強盗殺人を生業とする悪人達からも呆れられるほど、一片の良心も持たない姑息で貪欲な主人公を勝新太郎が生き々と演じていて、振り回される周囲の人々の驚愕反応と対照的に冷酷な悪の論理を魅せて爽快感さえ感じさせます。

この主人公でブレイクした後に、発展系である座頭市へと飛躍する発火点となった作品で、全盛期の大映美術の技量を駆使したモノクロ画面も美しいですし、可憐だった頃の中村玉緒も綺麗ですよ!

ねたばれ?
検校の弟子では最下位だったのに、どうやって先代の後継者となったのだろう?

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