レビュー一覧に戻る
忍びの者

rec********

3.0

だからヤメられない蔵出し映画

30年近く前に東京高田馬場で脚本家の高岩肇先生からシナリオの作法めいた話を2時間ほど拝聴した事があります。失礼ながら当時の私は先生の名を聞いた事さえなくインターネットも普及してない時代ですから調べるのにも手間取って神田の古書街の文献を必死に紐解いたものでした。たしか矢口書店という古書店で発見した映画文献から高岩肇先生のフィルムグラフィの豊かさに息を呑んだ記憶が今でも昨日のことのように思い出されます。高岩肇先生の脚本担当作品は大概知っていたつもりですが恥ずかしながらこの『忍びの者』は初耳。山本薩夫監督作品としても初耳でした。まだまだ無知を恥じると同時にそれ故に蔵出し映画発見を味わえる悦びを味わっております。

閲覧数720