新・忍びの者
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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予告編・動画
作品レビュー(2件)
- mal********
2.0点
1963年に公開された市川雷蔵主演による「忍びの者」シリーズ第3作目です。 前作で釜茹での刑により死んだと思われた石川五右衛門が3たび登場する本作(これってネタばれなんでしょうかね?)。他の方のレビューにもあるように、戦国時代を忍者の視点から捉え、そして描いているので、従来の忍者映画のような派手な忍術合戦などは登場しません。 そこを?リアルな面白さだ!?と思えるなら本作は楽しめると思います。ただ、私は市川雷蔵のファンですが、2作目に描かれたあるシーンの残酷さにずっと疑問を感じているため、いまいちこのシリーズの面白さが伝わって来ません。なのに、またしても2作目で描かれたあるシーンが本作に登場しているので、その思いはなおさら強くなるばかりです。 ただ、石川五右衛門を主人公にしたシリーズ作は一応本作で終了。次からは主人公を霧隠才蔵にしているので、気分を新たに本シリーズを観たいと思っています。
- syu********
5.0点
従来、荒唐無稽が売り物だった忍者映画に、リアリズムと醜い権力争いの犠牲者という視点を持ち込んだ「忍びの者」〈1962)のヒットにより、1966年まで計8作品が製作された大映のドル箱シリーズ。 誰もが知ってる信長・秀吉・家康の物語の史実に、また大泥棒・石川五右衛門のエピソードも変えず、歴史の表面に出てこない闇の世界の住人の目から観た戦国権力闘争記として、ここまで面白く作られたのはとても感心します。秀吉暗殺に失敗し、京の三条河原で釜煎りの極刑に処せられた石川五右衛門は、家康の密命を受けた服部半蔵の巧妙な手段によってひそかに救出された・・・。 復讐の鬼と化してく五右衛門の姿も、ホントに鬼でも衝いたかのようでぞっとします。ただ、信長、秀吉、家康はいづれも戦国英雄として馴染み深い人々なのに、権力者=悪、民衆=虐げられた人々、というような描かれ方は古臭くて辟易してしまいましたが, 物語の比重が秀吉と家康という権力者同士のパワーゲームにシフトしている.
スタッフ・キャスト
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