本当のアメリカ人は俺たちだ!
- ジャンゴ さん
- 2009年12月17日 22時05分
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バート・レイノルズがインディアンに扮したマカロニ。監督はセルジオ・コルブッチ、音楽はエンニオ・モリコーネ。
冒頭からインディアンの女性の頭の皮剥、山賊による殺戮の嵐、逆さつりのリンチなど超残酷描写でイタリアでは成人指定で公開されたそうです。
見所は冒頭で殺された妻の復讐のために、1人で立ち上がるインディアン ナボホ・ジョーの活躍。ジェンマといい勝負の身軽な身体、ショットガンで悪人をバッタバッタやっつける正義感の強い性格。(コルブッチ作品の主人公には悪党が多い)
印象に残る場面は、ジョーが「本当のアメリカ人は誰だ!俺たちインディアンだ!」と民衆に向かって訴える所。(拍手)1966年にすでにマカロニでは、先住民問題を取り上げたのだ。
コルブッチ監督のマカロニには異色のヒーローが多い。「続・荒野の用心棒」のジャンゴ、「殺しが静かにやって来る」のサイレンス、そしてナボホ・ジョー。公開当時のポスターを見ると悪人ダンカンのアップの顔がでっかくあり、ナボホ・ジョーは片隅に小さく後ろ手に縛られた格好でのっているだけ。逆だろ、もっと大きく載せろ!(怒り)
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