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怪談昇り竜

bakeneko

5.0

ネタバレ化け猫+任侠+暗黒舞踏!

倒産間際の大映+日活(ダイニチ)で、石井輝男が撮った怪作で、任侠の縄張り争いに化け猫怪談を加えて更に「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」などで観客のトラウマとなった暗黒舞踏家:土方巽に大暴走させているカルト作品であります。 石井輝男のゲテモノテイストが大暴走している作品で、 東映の”任侠アクション” 大映の”化け猫怪談” 石井独自の”キッチュな怪奇趣味” が上手く融合しています。 ヒロインに梶芽衣子、対する盲目の手裏剣使いにホキ徳田という女性対決の華やかな作品ですが、安部徹、加藤嘉、佐藤允、内田良平らも怪熱演していて、特にシルクハットにふんどしルックで暴れる不良ヤクザ内田良平のイメージは「時計仕掛けのオレンジ」を連想させますが本作の方が先であります。 際物&ゲテモノ&怪奇趣味満載の女性主演の任侠アクションとして、タランティーノも狂喜した怪作で、もちろんネコも出ますよ! ねたばれ? 1、五人の背中の彫り物を合わせて一匹の龍になる刺青に、ジャンプコミックスの”ドラゴンボール”の背表紙デザインを連想しました。 2、結局、内田良平の不良団が漁夫の利を得たな。

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