あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- しげる
5.0点
寺山修司の田園に死すとなんとなくダブルが、制作時期がほぼ同時どういう事でやっぱりふたりとも天才だと言う事がよくわかる。
- 山下晴代
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kak********
4.0点
愛の不毛三部作と言われる「情事」、「夜」そして「太陽はひとりぼっち」を手掛けたミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。主演は、「カッコーの巣の上で」のジャック・ニコルソン。相手役には、「ラストタンゴ・イン・パリ」でマーロン・ブランドと共演したマリア・シュナイダー。 物語は、仕事や人生に疲れた中年の男性が、ある男と知り合ったことがきっかけで若い娘と出逢う。それは偶然なのか必然なのか?危険な香りが漂う中、男は若い娘と一緒にいることで、今までとは違った自分を見い出して行く。現実逃避の中で知り合った若い娘が、幻のようにも見える美しい描写に心が奪われる。 この映画は、ロードムービーのように移動しながら物語が展開して行くのだが、美しい光景を見ているだけでも満足感が生まれるほど、幻想的で夢を見ているような気持ちになる。そこに完全に溶け込んでしまっているのがヒロイン役のマリア・シュナイダーで、彼女の美しさは言葉では言い尽くせない。 しかし、本作品は難解である。台詞が少ない分映像が語りかけてきているので、見逃すと物語に付いていけない事になる。何度も出てくる”ディジー”とは何者なのか?そして”若い娘”は、なぜ行動をともにするのか?その答えは最後のシーンで静かに明かされるのだが、「知っている人か?」の問に答える二人の女性の返事が全てを物語っている。
- tar********
4.0点
主演のジャック・ニコルソンの若かりし日の演技も良いが、個人的にはマリア・シュナイダーが目当てだった。 ストーリーは少し間延びしている。少し退屈だなーと思っていたらラストシーン。夕暮れの映像が美しかった。カラーもよかった。見るものを退屈させないストーリー展開を重視する最近の映画とは異なり、ゆったりとした時間の流れそのものを画像として表現するという感じなのか。
- cur********
5.0点
まず、ジャケ買いはしないだろう。というパッケージ。 ニコルソン以外はそれ程有名な俳優は出演していない。 しかも全体的にストーリは暗い。 しかし、これが素晴らしかった。 大人のラブストーリーでもあり、ある意味本当の悲劇。 描写にキツイ部分もあるが、それはそれで勉強になった。 印象的なのが、ヒロインの女優。新鮮で伸びやかで、 少女だけど、どこかヒマワリのような包容力がある。 この少女に男性はいつの間にか虜になる。 有名な「ラストタンゴ・イン・パリ」の主演女優。 是非、機会があれば観てほしい。
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