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ふたり (1991)

監督
大林宣彦
  • みたいムービー 63
  • みたログ 600

4.21 / 評価:211件

大林ワールドに浸れるか否か?

  • @tkitamoto さん
  • 2021年11月2日 5時16分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

半年くらい前にレンタルDVDを鑑賞。
その後、U-NEXTで、再度観た。

「はるか、ノスタルジィ」を酷評したワタシだが、「ふたり」は素直に観ることができた。
だが、150分という時間はいかんせん長過ぎるし、過剰なBGMはいらないように思えた。
石田ひかりは、今見ても可愛らしいし、中嶋朋子は、今見ても美しい。
(この頃の中嶋朋子は、今の戸田恵梨香に似てるな〜)

だが、客観的に見て、映画としては、世界観が大林ワールドに偏りすぎていて、普通の映画として観ることがやや困難である。

映画として、良いとか悪いとか、単純に決めかねる映画はそう多くはない。
だいたい、どちらかに属すと思っているが、この映画はそうでない。
コーヒーに例えるならば、味は良いが砂糖を入れすぎ、甘くなりすぎた感じといえばよいだろうか?

なぜかこの映画のパンフレットを所有している。
これには、淀川長治とおすぎの対談が収録されている。
『淀川 …(中略)…「転校生」は僕は映画の教科書のように感じた。けれど「ふたり」は大林さんが映画に溺れきってる。
おすぎ そーお? あたしは離れてる感じがするのよね。
淀川 いいじゃない。あなたとわたし、見方が違って。』(「ふたりパンフレット」p17)

結論として、この映画は閉じた世界なのだ。
現実世界とまったく繋がりがない。
そこに若かりしワタシは違和感を感じたのだろう。
この映画を前後して、ワタシは大林映画から遠ざかった。
だが、こうして、30年越しにこの映画を再見しわかった事は、「このコーヒーはやはり、甘すぎる」ということに尽きる。

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