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新諸国物語 笛吹童子 第一部 どくろの旗

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3.0

ネタバレヒャラーリ ヒャラリコ

これは3部作まとめてのレビューでもいいのではないか? と思いますが、せっかく分けて評価できるようになってるので そのようにしましょう(笑)。 レンタルしたDVDには、一本に3作とも入ってます。 30年ほど前、フィルムセンターで上映された時に見ましたが、 そのときも一挙上映でした。 まぁそれぞれ50分程度の長さで、一挙でも2時間30分程度だから それほど(私には)苦にはなりませんでした。 しかし、このヤフー映画の作品解説は、ほとんどギャグか? 順番をそのまま書いただけという味気なさ・・・ たしかに、 古くて、たいした作品でもないです。 が、映画史的には、東映の屋台骨を築くのに貢献した大ヒット作であり、 出演した中村錦之助らは、これで人気スターとなりました。 よって、手元の資料を見ながらですが、 ちゃんと解説します。 そもそも原作の「新諸国物語」とは NHKのラジオ連続ドラマで(1952~1956年の放送) 当時、大人気を呼んだシリーズです。(一年ごとの完結で5話からなる。) 第1話は「白鳥の騎士」 第2話が、この「笛吹童子」 第3話が「紅孔雀」 第4話「オテナの塔」、第5話「七つの誓い」 それぞれ、ラジオ放送終了と同時に、当時、映画化されております。 「白鳥の騎士」は1953年に新東宝で・・・ 「笛吹童子」(54年)、「紅孔雀」(54~55)は東映で、 「オテナの塔」は55~56年に東宝で、 「七つの誓い」は56~57年にまたも東映で映画化・・・ ということですが、 本作が一番有名でしょう。「ヒャラ~リ ヒャラリコ」で始まる 主題歌も、私らのような後々の世代でも知ってるものであります。 第一部「どくろの旗」あらすじ・・・ 今から500年ほど前(戦国時代) 丹波の国の満月城は、野武士の赤柿玄蕃(月形竜之介)により 乗っ取られ、城主は自害。その子である萩丸(東千代之介)と 菊丸(中村錦之助)の兄弟は明国に留学中だった。 萩丸は武芸を学び、菊丸は面作りを学んでいた。菊丸は笛の名手でもあり 笛吹童子と呼ばれていた。 ある日、白鳥の面としゃれこうべの面とが争い、 白鳥の面が割れた。これは不吉なことが日本で起きたと感じ、 二人は帰国の途につく。 その航海の途中、玄海灘の孤島で、落ちぶれた満月城家老の右門(清川荘司)に 出会い、事の真相を聞く。 兄の萩丸は復讐を誓うが、弟菊丸は都の荒れ果てた様子を見て 平和のために面作りに励む決心をし、兄弟はそこで別れる。 右門と萩丸は満月城に切り込むが、萩丸は玄蕃に捕らえられる。右門は逃げ落ち、 妻と娘桔梗(田代百合子)の住む山小屋へ隠れるが、追っ手が来る。 が、追手の大将、斑鳩隼人(楠本健二)は、過去に右門に恩があり、見逃す。 それがばれてしまい、隼人は玄蕃に拷問、幽閉される。 隣の牢には萩丸がいるが、萩丸はしゃれこうべの面を被らされ、 その面は顔から取れなくなってしまってた。 隼人を救おうと桔梗は玄蕃に取り入るが、彼女も捕らえられ、 隼人と桔梗は処刑を受けることとなった。 その処刑の時、あたりは俄かに雲が覆い、 そこからは巨大な竜が現れ、2人を抱えて上空へ、 その竜は霧の小次郎(大友柳太郎)であった。 高笑いする小次郎、敵か味方か?なぜ2人を救ったのか? というところで第1部の完。第2部をお楽しみに・・・

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