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新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の闘争

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4.0

ネタバレヒャラリコ ヒャラレーロ

まず、第一部のあらすじ紹介で始まる 第二部であります。 このレビューでも第一部のおさらいをしましょう。 というのも、前のレビューではあらすじ紹介と解説のみで終わり、 作品評らしきことは書かなかったからです。 まず、白鳥の面としゃれこうべの面が戦って・・・ ということを書きましたが、 映画ではセリフで説明されるのみでした。 お面同士がどうやって戦いをしたのか? (お面をかぶった者同士の戦いではない、あくまで面のみ) よくわかりません(苦笑)。 また、萩丸と右門が満月城へ切り込むという場面。 いきなり城のなかへ入ってきます。 かつては自分たちの城だったから、秘密の抜け口を知ってて すんなり入れたのでしょうが、よくわかりません。 しかも、2人だけで計画性もなく切り込むとは 無謀すぎます(苦笑2)。 ラスト登場の竜! 完全に固体、動きません。張りぼてというより もっと硬い材質で作られてるようです(笑)。 突っ込みどころ満載の中、 大友柳太郎の高笑いで第一部は終わり、 第二部の始まりです。 前回、磔の2人を竜になって救った 霧の小次郎ですが、 なんで救ったのか?というのが次回のお楽しみでした・・ 大江山で妖術使いとして暮らす彼は、 幼き頃、生き別れになった妹を探していたのでした。 桔梗を妹では?と思い救っただけでした。 ついでに助けた、斑鳩(いかるがと読みます)隼人は途中で 捨ててきたとのこと。 桔梗が妹でないことが判ると「しまったぁ」と一言でかたづけます(笑2)。 でも返してくれません。 桔梗を女郎蜘蛛にして虜にしようとします(意味わからん)。 そこに菊丸の笛の音が・・・ 面作りに没頭の菊丸は、材料の木を探しに大江山まで来てたのでした。 強引な展開です。 しかも彼の笛の音は小次郎の妖術を封じる効果を持ってます。 なんでかはよくわかりません(笑)。 笛の音を聞くと苦しむ小次郎。 大友柳太郎のなんとも下手な苦しみ方に フィルムセンターで見たときは 場内に爆笑が所々から起きてました。 で、桔梗に菊丸の笛を奪うよう小次郎は命令しますが 奪うどころか菊丸を逃がしてしまいます。 怒った小次郎は桔梗を白骨の谷へ突き落とします。 その寸前、一羽の大鷲が桔梗を救う。 黒髪山の女妖術師提婆(千石規子)の化身か。 桔梗はまたもさらわれたのです。 なぜか、そこ(黒髪山)には、 斑鳩隼人も幽閉されてました。 また、そこには、胡蝶尼(高千穂ひづる)という 堤婆の養女がおり、隼人を慕っている様子です。 この胡蝶尼がキャラ的に魅力的であり、 ミュージカル風に呪文を唱えて 井戸?から斑鳩隼人を出してやるシーンなど 楽しくなります。 隼人に諭させられるとプイと怒ってまた 底に引っ込めってしまうあたりはコントみたいです(笑3)。 さらに堤婆の手下には妖怪どもがいて 傘お化けなど、着ぐるみ以前の学芸会のコスチューム(爆)。 それらが胡蝶尼と歌い踊るシーンなどもあり 嬉しくなってしまいます。 で、採点も☆一つおまけです。 結局は胡蝶尼は桔梗と隼人の情にほだされ 2人を逃がしてやるわけです。 で、勘のいい方なら判るように 胡蝶尼こそ霧の小次郎の妹だ、という事は ストーリーが進むにつれ、わかってきます。 しかし、大江山と黒髪山がどれほど離れているか判らんが 妖術使い同士の情報で、胡蝶尼が妹ということを 小次郎はもっと早く判ってもよさそうなもんです。 で、小次郎は胡蝶尼を大江山へ連れて行き、兄と名乗る わけですが、彼女は信じないし、彼を断固拒否します。 胡蝶尼は逃げ出し、途中の吊り橋まで着た所 小次郎に見つかる。 可愛さ余って憎さ百倍とはこのことか。 小次郎は吊り橋の付け根を切ってしまい 吊り橋もろとも、胡蝶尼は峡谷の底へと落ちてしまいます。 はっと我に返る小次郎。 「しまった。なんてことをしてしまったんだ。」と、 これまた、まぬけた言い方で、苦笑を誘います。 自分でやっておいてそれはないだろう、と充分突っ込めます。 さらに続けて言うせりふが大爆笑を誘います。 「小次郎の馬鹿!馬鹿っ!!」 独り言で叫ぶ小次郎。 大友柳太郎がやってるだけに余計すごい! フィルムセンターではそのとき もちろん場内大爆笑でした。 で、爆笑の渦の中、 第二部終わりとなるんだから これまた、行き場のない爆笑がおきます。 大友柳太郎おそるべし・・・ 第三部はどうなることでしょう?

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