ここから本文です

四谷怪談 (1965)

監督
豊田四郎
  • みたいムービー 0
  • みたログ 19

3.50 / 評価:6件

原作には出番ないんだけれど~(byねずみ)

  • bakeneko さん
  • 2019年6月26日 17時53分
  • 閲覧数 79
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

四代目鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の映画版で、お岩:岡田茉莉子&伊右衛門:仲代達矢、監督は女性映画の名手:豊田四郎、音楽を武満徹が担当しています(現代劇でも“ぽよよよーん”♪を多用する武満ですが、怪談になるとそれが普通なのであまり目立たなくなっています)

大筋は原作通りですが、傑作である新東宝:中川信夫版「東海道四谷怪談」を意識したのか、東宝版の本作では細かい変更が認められてー
困窮からお岩&お袖が仮宿で売春もどきに関わろうとする発端や、
何故か物語の要所々で繰り返し出てくるねずみ
伊右衛門が入り婿を画策する伊勢屋の娘:お梅(大空真弓)が最初から既婚者と知って横槍を入れ、お岩に飲ませる毒薬も自分で用意するなど計画的な性悪女
その乳母(にしては若々しい)(淡路恵子)の暗躍
となっていて、登場人物が殆ど加害者と被害者の2極化しています。
仲代達矢は翌年に撮られた「大菩薩峠」を想起させるニヒリスティックで虚無的な伊右衛門を造形していますし、岡田茉莉子さんは世俗の成功よりも愛情を求める女性を演じて、怖い顔になっても美しい印象を残しています。
他にも、中川信夫版ではお梅を演じた池内淳子が妹のお袖
平幹二郎がその許嫁の佐藤与茂七
三島雅夫が宅悦
そして、映画出演が珍しい十七代目中村勘三郎が直弼を演じている作品で、それぞれがキャラクターの個性を熱演しています。
特撮や残酷描写を少なめにして、情感や狂気といった心理描写に重きを置いた作劇となっているのが特徴の豊田版「四谷怪談」で、中川版と比べるのも一興ですよ!

ねたばれ?
(原作の時から気になっているんだけれど)顔の皮をはぐ時に別人だってわからなかったのかなあ?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
  • 切ない
  • セクシー
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ