薮の中の黒猫
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(6件)
- stu********
5.0点
子供の頃に観て鳥肌が立ちました。最後に侍があばら屋で叫ぶ「お母さーん!」今でも夢に見ます。
- mas********
3.0点
長いワンカットシーンと音を立てず民家にぞろぞろと武士がやってくる セリフもなく 悲鳴もなく 武士の表情と無言で乱暴され逃げていく武士たち 白い煙と火に包まれ燃えていく民家・・・殺された妻と母の遺体があまりにも 焼けた損傷が少ないのが疑問に残ります また殺された妻母が黒猫と呪いで結びつけるところが演質的にやや難しかったのでは 怨念と恨みで最初に殺されるシーンで馬に乗った武士が家に連れていくシーンの静けさ と不気味さは日本の怪談らしくいい場面でしたが・・次から次へと武士を殺す場面で 怖さが失っていくのが残念 ただ大地 喜和子が良かったです 羅生門の京マチ子のような色気がある 怖い怪談よりも切ない可哀そうな怨念感じでラストの切り落とした左腕をくわえて 去っていく母役乙羽 信子の手を振りながら去っていくところが時代劇ファンタジー みたいでした また銀侍が妻母と知っていながらも行動がやや理解出来ませんでした 「お母さん~」「妖怪め~」の繰り返すセリフが銀侍の本当の気持ちがどうしたいのか 死んでいくところも半端に残してしまう
- mal********
3.0点
1968年に公開された怪談映画(懐かしい響きですな)です。 戦乱に明け暮れる平安時代中期、落武者達に乱暴され、殺された母と嫁の怨念が黒猫の化身と化し、羅城門に侍を誘い出して生き血をすすって恨みを晴らすという、なんとも日本らしく、そしていかにも怪談という名前にふさわしいストーリー展開です。 もちろん、この妖怪を放置しっぱなしではなく、藪の銀時(やぶのぎんとき)なる侍が大将に退治を命ぜられ羅城門に向かうのですが、この銀時と妖怪にはただならぬ関係が存在しており、銀時は苦境に立たされてしまいます。 近年のホラー映画に慣れた人にとって、本作の展開は静かでスローテンポかもしれませんが、モノクロ映像の迫力プラス、妖怪が整然と地獄に落ちることを受け入れる姿勢が美しく感じます。 静かに怖い映画を御覧になりたい人におススメしたい映画です。
- Myonmyon
4.0点
美しい映像です。溝口健二監督の雨月物語か、この薮の中の黒猫か、というところでしょう。 脚本も素晴らしいし、一見の価値有り。 妻役の大地喜和子の美しさ、雨月物語の京マチ子も美しかったけれど、甲乙付けがたいです。 平安の女性の化粧や衣装には個人的に凄く引かれます。きっとこれはDNAなんでしょう。 昔の彼女が、公家顔で切れ長の目で超「和」な顔だったんですけれど、思い出しちゃいました。 白い蔦のような女性で、しなやかで柔らかく、、、、「もっと抱いて、もっといじめて、」とこの映画の シゲと同じことをいって、絡みついてきて、熱くエロティックな夜を、、、すみません。熱くなりすぎた。 プチ涙しました。 雨月物語も「愛」の物語でした、これもそうなんですが、少々入り組んでいるプロットになっています。 雨月が好きな人は、是非観てみてください。
- ber********
5.0点
もっと苛めて…。
スタッフ・キャスト
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