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ザ・タイガース 華やかなる招待 (1968)

監督
山本邦彦
  • みたいムービー 3
  • みたログ 18

4.00 / 評価:12件

チョコレートは○冶♪

  • bakeneko さん
  • 2011年8月30日 13時28分
  • 閲覧数 523
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

タイガース映画の2作目で、高校生役の彼らのバンドが東京で成功するまでを、沢山の持ち歌を聴かせながら、東宝の名脇役との競演で魅せてくれる“音楽&アイドル”映画の怪作であります。

え~現在“沢田研二特集”をしている東映シネパトスは“異次元空間”になっています。
この劇場にしては珍しく座席はほぼ満席で、上映前の劇場前では人数整理が行われていました(こんな“大入り”は大ヒットした「太陽」以来じゃないかな~)。お客さんの男女比は1:20くらいで、リアルタイムのジュリーファンだった“おねえさま”達でいっぱいなのであります。映画上映が始まってジュリーが映るや否や“キャー”!歌には手拍子&合唱!終映には万雷の拍手!。NYでの「ロッキーホラーショー」やインドでのマサラムービーの上映館の様な“ノリの良さ”であります(幕間の女子トイレは大混雑!)。そして、昔々バレンチノや早川雪舟の映画を観に行った女性の観客と同様に“120%正装”の御姉さま方の気合の入り様に、軽い気持ちで名画座に来たオタク(自分)は、“ここで「イモジュリー!」って叫んだらどうなるだろう?”と「ケンタッキー・フライドムービー」の“ハーレムの中心で「ニガー!」”ネタを思い浮かべたのであります(きっと「アレキサンダー大王」(アンゲロプロス版)や「パフューム」の様な“光景“にされると思って自制しました)。

映画自体はビートルズやプレスリーらのアイドル歌謡映画を確信犯的にコラージュした愉しい場面が多く、特にマーク・レスター作品のショットやビートルズのジャケのデザインの和風にアレンジした引用を見つける事が出来ます。タイガースの音楽のプロモーションとしての出来映えも見事で、それぞれの曲の独立したシークエンスとしての映像と音楽のシンクロも決まっています。そして、西村晃、春川ますみ、藤村有弘を始めとした東宝映画の脇役陣も豪華で、ジュリーの母親は何と小津映画の常連である三宅邦子さんであります。お話は“長閑な青春奮闘譚”ですが、妙な葛藤やストレスの掛かる描写は無いので、鷹揚にスクリーンで跳ねる若いタイガースを楽しむ創りとなっています。
ファン御用達の映画ですが、客観的に観ても良い曲と映像が多いので、いろいろと突っ込みながら第三者も音楽を楽しめる娯楽作であります。


ねたばれ?
この時期の渡辺プロの明治製菓とのカップリングは有名ですが、本作での“チョコレートは明治♪”の連呼はその最たるものではないでしょうか?

詳細評価

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