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ハレンチ学園 (1970)

監督
丹野雄二
  • みたいムービー 2
  • みたログ 21

2.33 / 評価:9件

セクハラ満載。今なら放送できません。

  • daw***** さん
  • 2010年12月10日 18時33分
  • 閲覧数 1199
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

昭和45年、後期日活作品。シリーズ第一作です。
「週刊少年ジャンプ」掲載の永井豪さん作
「ハレンチ学園」を映画化したもの。
ストーリーは、ドタバタ。ナンセンス。
スラップスティックコメディーの一種。
漫画、テレビ、映画と青少年の心を掴んだ作品ですが
世の中、若い人の趣向は、たいてい大人には受け入れ
られないようで、この「ハレンチ学園」も挑発的な
性描写と教師という聖職に対する侮蔑がよろしくないと
PTAから猛攻撃を受け低俗作品扱いとなったのでした。
エロ、金にまみれた権威=教師を学生が叩きのめすという
内容は、ときあたかも70年安保前後であったがために
学園紛争を彷彿させるところもあって大きな社会問題にも
なったわけです。

はじまりは「聖ハレンチ学園」卒業式。
校長先生(上田吉二郎さん)は居眠りの最中。
先生はやる気なし。生徒はもっとやる気なし。
と、そこへ教育委員会がやってきたとの情報が。
慌てて取り繕う学園側でしたが、これをネタに在校生の
山岸八十八(雷門ケン坊さん)や柳生みつ子
(児島美ゆきさん)等は全員オール5を勝ち取るのでした。
しかし、教師側も反撃に出ます。荒木又五郎
(小松方正さん)は男子生徒を檻に閉じ込め、
吉永百合夫(藤村俊二さん)は女生徒にビキニを着せて
身体検査。男子生徒は突如現れた体操教師、
馬加呂仁=マカロニ(宍戸錠さん)に解放されるの
ですが、この状況に山岸をはじめとして学内をデモ行進。
全面対決の様相を呈します。
そんな折、修学旅行の日が。ところが、教師は生徒から
旅行代を集金したにも関わらずバスを盗んで生徒を乗せ、
予約もしていないホテルに押しかけ、ただ喰い、ただ飲み。
果ては野球拳。さてさて「聖ハレンチ学園」の行く末はいかに。

今見ると、そんなにハレンチではないです。
ただ、性的虐待が社会問題となっている現在の感覚から
すると、ちょっとどうかなという気もしますが、偏狭な
フェミニストの如く、何でもかんでも差別だの蔑視だの
排除の論理を振りかざすのは間違いでしょう。
ある種の社会風刺、社会批判として今なお有効な部分も
多々あります。ただ、新卒教師役のうつみみどりさんが
盗んだバスを飲酒運転する場面がありまして、これは
放送すべきでないかもしれません。全く頭を使わずに
見ることのできる、ほんと暇つぶしにしかなりませんが
時間を取って見るほどの作品でもないですが、
でも見てほしいなあと思わせてしまう不思議な
ナンセンス映画です。

出演者も味のある人が勢ぞろい。
上田吉二郎さんなんて、モノマネする人もいなくなり
ましたね。あのだみ声の笑い声に思わず、ニンマリ。
用務員さん役で左卜全さんが出演しているのですが、
あの名曲「老人と子供のポルカ」が流れてきます。
♪ドゥビドゥバー。パパパヤ・・・・♪
雷門ケン坊さん。このころは15,6歳になっていたかと
思いますが、売れっ子子役。
「ダメオヤジ」をはじめ声優でも大活躍していました。
ATG作品「肉弾」でも好演。そして、そして十兵衛こと
柳生みつこ役の児島美ゆきさん。テレビでも同役を演じ
一躍、人気者となりました。ブロマイド売り上げも常に
上位ランク。「日曜大行進 TVジョッキー」では
初代アシスタントとして土居まさるさんと息のあった
ところを見せてくれました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • コミカル
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