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柔道一直線

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5.0

ネタバレ一時代を画したスポ根の元祖ここにあり!

子供の頃、TVにかじりついて見ていた番組。 日曜夜7時の放映時間が待ち遠しかったです。それくらい夢中で見ていました。 主演・桜木健一の演技が印象的。彼の出世作であり代表作です。 オリンピックで夢破れた柔道家の息子(一条直也)が、亡き父の夢を追って「鬼車」の異名を持つ男(車秀作)に弟子入りし、次々と現れるライバルたちとの死闘を通して成長していく姿を描く。 一条直也の「二段投げ」「フェニックス」「真空投げ」、大剛寺虎男の「山津波」「ジャンボ投げ」、赤月旭の「膝車」、力石竜の「岩石崩し」、風祭右京の「新・地獄車」、城山大作の「大噴火投げ」・・・。 よくも考えついたものだと今更ながら感心します。 ワクワクするようなネーミングと斬新な必殺技の数々。その必殺技を駆使してのライバルたちとの激闘。今、思い出してもドキドキするような緊張感の連続。 そんな激闘に彩りを添えるマドンナ役の吉沢京子が可愛らしい女子学生を好演。「キチガイは出て行ってください」と師匠の車秀作を怒鳴りつける気丈な一面も。  大きく分けると、ストーリー初期の必殺技を巡る戦い→空手、相撲、ボクシング等々との異種格闘技戦→中学、高校柔道部での戦い→全国のライバルとの戦い。というふうに進行していきます。車秀作との師弟関係も最後は倒すか倒されるかといったところまで突き詰められていきます。 約三年にわたって放映された本作は、のちに続くスポーツ根性もの(通称スポ根ドラマ)ブームを作り出すきっかけとなった傑作ドラマです。

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