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新諸国物語 オテナの塔 後篇

bakeneko

5.0

ネタバレお宝の隠し場所は…

アイヌの秘宝を巡って悪代官と主人公達が凌ぎを削る“冒険時代活劇”の後編で、勢ぞろいしたキャラクターと遂に見つかったアテナの塔に風雲急を告げる?展開を愉しめます。 ジュブナイルらしく、“かなり御都合主義な展開”へ突っ込みを入れながら愉しめる作品ともなっていて、 縁のある北海道の部落の住民が京都近郊で頻繁に再開することや、 アイヌの秘宝が何故か近畿地方に隠されている等-“北海道ロケの予算が無かったのね”と推測させる展開に加えて、 縦横に錯綜する登場キャラクター達の思惑や、 からくり屋敷の仕掛け、 それまで18年間何をしていたのか分からなかったキャラクターの乱入 巻物を“うっかり落とす&水に流す”杜撰な管理…等、トンデモ映画としても一級の出来栄えとなっています。 また、この時代のジュブナイルの特徴として、悪人も決して殺生しない-平和的大団円となる終末は“祭りの後”として心地よいエンディングを味わうことが出来ます。 少年少女向けの冒険時代劇ですが、なかなか先の読めない(というか、通常の作劇法則を逸脱している)展開に興味津々で見入る娯楽作であります。 ねたばれ? 普通だったら“お宝の存在の可否”は物語の最後に持ってくるのに…

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