短パン姿の宇津井健が鮮烈すぎます。
- mal***** さん
- 2011年9月6日 17時21分
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- 総合評価
1958年に公開されたサスペンス映画です。そうですホラー映画じゃありません。
海女のサダ(三原葉子)と和枝(三ツ矢歌子)の姉妹が働く港町で、指名手配中の強盗犯人の溺死体が発見される。当初は自殺と思われたが、やがて何者かによる殺人という疑惑が浮上する。漁場を仕切る五郎(宇津井健)と惹かれあうサダだったが、チンピラ風の男がサダにしつこく付きまとう。実はサダがこのチンピラを利用して強盗犯人を殺したのだった!ある時サダの秘密を知った宮田(丹波哲郎)は漁場を自分のものにしようとして、サダを利用して五郎から漁場を奪う計画をたてるのだが・・・。
というのが、おおまかな、そしてある意味破天荒な、いかにも新東宝らしいストーリー展開です。
そこに、ストーリーとはあまり関係のない海中から撮影された海女のシーン数分おきに登場し、透けた服を着ている海女のシーンが変に多いと思われるかもしれませんが、それが新東宝映画の面白いところではありますが、ちゃんと事件も解決するという分かりやすさは、荒削りの展開も変に納得させるパワーを感じさせてくれます。
ですから、単純に映画を楽しみたい方には、新東宝の映画はおススメできますが、真面目に、あくまでも真面目に映画を観ようとする人には、本作の面白さが伝わるかは正直分かりかねます。でも、面白いですよ。
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