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蛇精の淫 (1960)

監督
曲谷守平
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3.80 / 評価:5件

必殺の締め技を受けてみよ!

  • bakeneko さん
  • 2017年3月16日 8時06分
  • 閲覧数 643
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

中国の民間伝説「白蛇傳」を昭和初期の日本に翻案した怪異譚で、信州飛騨の僻村を舞台にして白蛇の化身である桜子と差別部落の炭焼き:巳乃吉の結ばれない恋が実物のヘビ大挙出演で描かれる異類婚姻譚であります。

東映アニメーション「白蛇伝」(1958)や東宝の「白夫人の妖恋」(1956)と同じ原作に基づいた作品ですが、舞台を日本に移してヘビも単純に人間型に変化するのではなくて、一旦村長の娘に乗り移って恋愛する辺りに独自のアレンジがなされています。また、新東宝には特撮部門がありませんので、ヘビは(模型もありますが)本物を大挙して使用していますし、蛇の化身に扮した小旗絹子がヘビの特徴を上手く表情や動きに取り入れた熱演を魅せてくれます(「恋や恋なすな恋」でキツネ美人を魅せた瑳峨三智子に匹敵する、“へび美人”を御覧あれ♡)
また、ヒロインの付き人(ヘビ)のお松:三田泰子もヘビ的な丸顔美人で、
「白夫人の妖恋」の侍女:八千草薫が“あんな優柔不断な男、さっさと殺してしまいましょうよ♡”と中国娘(ヘビ)らしい?ドライな意見を言い、それでも聞き入れない女主人をさっさと見捨てたのに対して、
“ここはあたしが食い止めます!しあわせになってください…”と、最後まで頑張ってヒロイン達の恋を応援する日本ヘビならではの律儀さで泣かせてくれます。

日本を舞台に翻案した新東宝の“白蛇伝”で、本家東宝の「白夫人の妖恋」と比べてみると面白いですよ!(色彩やセット&特撮では東宝に敵いませんが、“敵を絞め殺す”ヘビ的構図は新東宝版も頑張っています)

ねたばれ?
演技とはいえ、“本物のへびと裸で戯れる”役者さんって大変だなあ~

詳細評価

物語
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