零戦黒雲一家
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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予告編・動画
作品レビュー(4件)
- inv********
5.0点
架空の島の守備隊が撤退するクライマックスで、米軍の空襲を受け、たった二機残った零戦が囮になる。「やつらをよそへ引っ張ってくんだ」みたいな感じで。飛行機の操縦の仕方まで似ている。裕ちゃんは旋回するときフットバーを左右逆に踏んでる。本当は旋回の内側を踏む。●ルコ●ッソも同じミスをしている。偶然の一致だろうか? 本物の飛行機を使ったシーンは迫力がある。T-6練習機を零戦に見立てるのは他の戦争映画でも常套手段だが、星のマークの海上自衛隊P-2J(B-24のつもり?)やツインビーチ(P-38のつもり?)は、空襲を体験した私の父も、どっからこんな飛行機もってきたんだと驚いてた。本物の潜水艦(ガトー級ミンゴ=自衛隊名くろしお)まで総動員しての撮影は見応えがある。オープニングに戦後の自衛隊が出てくるのは、そこまで協力してもらったことへのサービスだろう。
- qaz********
4.0点
本作には裕ちゃんものにしては初のオーデオ・コメントです。でも、全編なのが不満です。
- bakeneko
5.0点
ネタバレ本物の重量感!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - dck********
4.0点
日本で戦争映画と言えば、やはり東宝作品が多くのファンの支持を集めています。 昭和30年代から40年代にかけて製作された8・15シリーズは同時期に製作された怪獣映画と共に東宝のドル箱でした。 ところでこの時期、東宝の影に隠れてやや存在感が薄いものの東映や日活も戦争映画を撮っています。 舛田利雄監督、石原裕次郎主演の「零戦黒雲一家」も日活が製作した戦争映画の一本です。 東宝の戦争映画が史実をベースにした作品が主であるのに対して、「零戦黒雲一家」はアクション娯楽型戦争映画と言えます。 ストーリーも日本の戦争映画に在りがちな「お涙頂戴的演出」ではなく、全編を通して徹底的にアクションを追求した演出であり、後の舛田利夫作品の原型とも言えるスタイルです。 石原裕次郎演じる主人公の中尉と、南海の孤島に孤立した一癖も二癖もある部下達との男の友情も鮮やかに描かれています。 ところで当時の東宝戦争映画はミニチュアで撮影されていました。この時期の東宝特撮は世界最高水準であり今でも多くのファンがいます。 しかし「零戦黒雲一家」は自衛隊の撮影協力を得て何と実物の飛行機を使って撮影しているのです。 映画に登場するのはT-6テキサン練習機などで、もちろん本物の零戦や米軍機とはイメージがかなり異なるのですが、実物の飛行機の迫力はミニュチアではとても及ばないものがあります。 石原裕次郎も存在感ある演技と個性で、彼の主演作の中でも代表作の一本と言えます。 東宝戦争映画と一味違う日活戦争映画も一見の価値ありです。
スタッフ・キャスト
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