戦艦大和
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(9件)

勇敢20.6%悲しい11.8%絶望的11.8%かっこいい8.8%泣ける8.8%

  • ali********

    5.0

    戦後まもなくの戦争映画は、真剣かつ精密!

    黒白映画なのが、かえって迫力と緊張感を生む。敗戦まもなく(1953年)の本作品は、とても真剣で、80年代の『連合艦隊』、2000年代の名作『男たちの大和』と違う特別な価値があります。戦争の経験者が参加して作ったらしいので、映画のなかの情景や装備は現実にかなり近いと思われる。  (1)1945年春、大和の沖縄への「水上特攻」の数日間だけを、集中的に、綿密に描く。  (2)乗組員たちの心理と会話を長々と再現する。それも、賛否が分かれた有名な作戦会議だけでなく、出撃当日の、食事でスープ?を食べる将校、議論する大学卒の兵士、一般の兵士の各グループが分かれて登場し、軍歌を唄い、話をする。いささか長すぎる感もあるが、当時の映画は演劇のようにセリフや議論を聞かせる傾向があり、刺激を提供するチャラチャラした今の映画はむしろ反省するべきかもしれない。  (3)最後の日本艦隊の全容、ハリネズミのように砲が並ぶ大和、その対空戦闘シーンは、ミニチュアと部分的に実物大セットによる「特殊撮影」(今で言うSFX)だが、かなりリアルで、戦後復興期の1953年にこのレベルの映像を作ったスタッフには、感動する。米軍機の編隊は、どのように動かしたのだろうか(戦時中のフィルムかもしれないが)。  (4)ラストで、漂流する日本兵に米軍機が機銃掃射するシーン(米軍にも残虐な面があった)、生き残ろうとする者の意思、そして平和への願いが、描かれる。  (5)音楽は、芥川氏のクールな現代音楽と、軍艦マーチや海ゆかばとを並置し、『連合艦隊』や『男たちの大和』のように独自の音楽で盛り上げようとしないのがよろしい。 1945年の日本は、海軍は大和以外ほぼ全滅し、陸軍も米軍に圧倒され、政治家の一部はやっと終戦工作を考え始めたが、軍は、「国体」(絶対的天皇制)や、天皇制に依拠した軍の特権を守れないのであれば、沖縄でも、空や海の特攻作戦でも、兵士や国民をいくら死なせても戦争を続ける方針だった。(もちろん、この映画での議論にあるように、万が一にでも、米軍に打撃を与えられないかというギャンブルのような希望・幻想もあったが。)  *このあたりの専制政治の独善と非合理は、映画『日本のいちばん長い日』や『軍閥』をご覧ください。➡レビューしてます。 この映画は、戦艦大和と乗組員の特攻精神を賛美することはない(何も成果がなく被害が一方的だったので誉めようがない)。他方で、まだ記憶に新しい軍国主義と大戦争を、直接には批判しないが、将兵の死への疑問、大きな犠牲、残された家族の思いを通じて、戦争の実態と悲惨さが伝わってくる名作です。・・・そうした痛みを知らない人々、国民に忘れさせたい人々が、日本の戦争を美化する映画や小説を創作するのは、1980年ごろと、2000年代でしょうか。 YOU TUBEで見れることに感謝。DVDもあります。

  • qaz********

    2.0

    恐怖のラスト

    私が所有している「東宝戦争映画コレクション」で鑑賞しました。 オープニングから迫力や人間ドラマが満点ですが一転ラストになると・・・ 戦争の恐怖が胸と脳髄に突き刺さります。 藤田や死んだ兵隊が沈んでいくシーンは明らかにプールですが迫力が満点です。

  • jms********

    3.0

    ネタバレ悲しい戦艦大和

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jig********

    3.0

    大和の最期に学ぶ

    この作品を観てふと 「男たちの大和/YAMATO」と似ているなと思いました。 もちろん、同じ大和という題材を取り扱っている以上 重なる部分も多々あるのかなと思いますが、 なんかこのシーンって・・と思うような部分が 結構あったような気がします。 といっても「男たちの大和/YAMATO」を観たのは 結構前なので私の記憶違いかもしれません。 同じ題材で似たようになってくるということは すでにこの当時から大和の生き残った船員の 話は出回っていたかしっかり取材がされていたのかなと。 「男たちの大和/YAMATO」でも感じたことですが、 あまりにも大和中心すぎて 一緒に戦いに行った戦艦の状況がまったくわからない ところが残念に感じます。 大和を囲むように8隻くらい出航したように記憶していますが 先頭の方の艦艇は大和と共に海に沈み 後続の戦艦らは大和の船員などを救出して 離脱したとかだった気が・・。 そういう部分もきっちり描いて欲しかったなという印象です。 大和の出しどころにしても 後の世代の人から見ても間違いだっただろうと思われるのですが 当時もちゃんと反対意見があったのに なぜ出撃させねばならなかったのかと思うと残念でならない。 戦闘機らの援護なしに戦艦で突撃という 無謀すぎる戦略といい 燃料も片道分しかないというところも 冷静であれば間違いと気付くでしょうが当時の戦況と 追い込まれた状況では正常な判断が出来なかったんですかね。 当時の兵士らがお国の為に討ち死にをと 熱く語る姿は今の時代に人々に伝わるだろうか。 彼らの大和魂は現代の我々にもちゃんと受け継がれているだろうか。 無駄に死ぬことがよいとは思わないですが、 何かを守らなければならない時に 現代に生きる我々に彼らと同じような 強い気持ちで立ち向かえるのだろうかとふと思いました。 古い作品なので 大和がミニチュアだったりしますが、 そのミニチュアによる戦闘シーンなども 見応えがあってCGに飽きてきたら この手の手作り感漂う作品もよいなと思います。

  • spg********

    3.0

    ネタバレ特攻兵器にもなれなかった大和

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
戦艦大和

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル