明治天皇と日露大戦争
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(12件)

勇敢21.6%スペクタクル21.6%かっこいい8.1%泣ける8.1%悲しい5.4%

  • gir********

    4.0

    時代のたたずまい

    日露戦争の描き方に興味があって見てみた。映画「二百三高地」を見ると、今の人が昔の人を演じているなあという印象が強いが、この映画はそういう違和はあまり感じない。終戦からそう遠くなく、戦争の名残がまだまだ存在するからだろう。もっとも、明治の人から見れば昭和の人は当然相当違った佇まいを感じることになるのだろう。 日本人に「大和魂」があるように、ロシア人には「スラブ魂」があると、敵国軍人の健闘に対する敬意も描かれている。武士道精神が生き残っている。「鬼畜米英」の太平洋戦争とは時代が違う。戦艦の動力は石炭だ。戦争が続く時代、兵器が格段に発達していくと、武士道精神をも飲み込んで黙らせてしまう。現代になるとコンピューター制御だし。 明治天皇を主人公にしたためか、他の登場人物は比較的抑制的に描かれている。でもそれがこの映画の良さかもしれない。「二百三高地」のように感情たっぷりに描くより、こちらの抑制のほうが想像力を喚起する力がある。嵐寛寿郎が好演。

  • die********

    4.0

    国民が一つにまとまることができた時代の話

    昭和32年の作品。 勝ち戦(いくさ)の戦争映画。 やっぱ戦争映画のストーリーは勝ち戦じゃないとね。 総天然色だし。 嵐寛をはじめとする俳優陣に風格がある。 今の俳優さんではこれだけの風格は出せないんじゃないかな。 私が子供の頃は、日露戦争で金鵄勲章をもらった ジイ様達がまだ生き残っていました。 国民が一つにまとまることができた時代の話です。 今はこれだけの団結力はないだろうなぁ。

  • gar********

    4.0

    描かれていない所に思いを馳せる

    明治日本の総決算ともいうべき、日露戦争を明治天皇を主人公に描く歴史大作。 まかり間違えると、プロパガンダになる題材です。実際、公開当時「復古調」と言われるほど、戦前への回帰が見られた時代が生みだした作品なので脚色(特に全国民が進んで戦争に参加したという描写など)が多く、史実を完全に鵜呑みに出来ません。ただ、解説付きできちんと時系列を追うことができるので日露戦争を知るきっかけとしては良いかもしれません。また、天皇を主役に取り上げるという点で、この作品は邦画の中でユニークな位置にあると思います。 まず、見所は何といっても嵐寛寿郎さんの演技です。最近では『クィーン』のヘレン・ミレンが、現役の君主を演じてアカデミー賞など数々の賞で、その演技が絶賛されましたが実在の人物、特に映画が制作された時代からそれほど昔ではない時代の人物を演じるのはとても難しいです。その人物を知る人、または同じ時代を生きた人がまだまだ生きている時代ならば、その人を演じることの困難さは言うまでもありません。しかし、そんな困難にも関わらず演じきったのは、さすがです。 特に私が印象的だったのは、皇居のお堀に出征兵士の家族たちが面会に来ているのを天皇が眺めるシーン。出征する肉親の体を気遣い、無事を祈りそして送り出す家族たちを見る天皇の表情とその後で、出征する兵士に話しかける所は心に残ります。劇中、天皇はいかめしい表情を崩しません。一見すると人形のように魂がないように見えます。しかし、じっくり見ていると自分の決断において、多くの人々を戦場に送るからこそしっかりと送られる人のことを見て、その人たちに恥じるような行動をすまいという決心と一人でも多くの兵士の無事を願う気持ちが出ています。特に、兵士の一人に「家族との別れは、済んだか?」と聞く時の声に、それがこめられていると思います。 そして、もう一つ私が考えたのはこの映画では描かれていなかった所。「一将成りて、万骨枯る」ということわざにあるとおり、二〇三高地の攻防では大勢の兵士達が命を落としています。もちろん、兵士達の後ろには残された家族がいます。さらには、ギリギリの総力戦となったため、日露戦争後の日本には重税と不景気に寄る生活苦がやってきます。映画のラストで、戦勝に万歳を叫ぶ国民を映しますが、私はその後ろにある銃後の苦しみや悩みを考えてしまいました。華々しい戦果と同時に戦勝と引き換えに得たことも、考えさせられます。 ただの天皇賛美だけではない、描かれている所にも思いを馳せさせるユニークな映画。

  • spg********

    3.0

    ネタバレ戦争は勝って終わらねば意味が無い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • くそげーまにあ

    5.0

    ネタバレ娯楽映画で天皇を描くというタブーに挑戦

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
明治天皇と日露大戦争

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル