飛ぶ夢をしばらく見ない
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)


  • 3.0

    ネタバレ女版ベンジャミンバトンみたいな

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • u_p********

    4.0

    魅力ある山田太一作品群

    「異人たちとの夏」といいTVドラマ「ふぞろいの林檎たち」といい、 山田太一の作品は理屈っぽくて、こ面倒くさい。 自分の心情を分析して「あーだから、こーで、つまりはこれなんじゃないかなぁ」 なんて事細かに延々と言葉にする。 しかも登場人物全員が!! 驚きなのはそれらの言葉の応酬に、矛盾を感じないこと。 なんだか的をずばりと射抜いてもらったような気がして、きもーち良くすらなってしまう。 この「飛ぶ夢をしばらくみない」だって、現実にはそうとうありえない御伽噺。 山田太一ものでなければ、?17才の石田えり?などかなりヤバい、吉永小百合の母べえどころではない、 おもわずひっくり返ってしまうかもしれない。 ところがところが、17才の石田えりが登場するあたりでは切なさに胸が締め付けられる状態となり、 すっかり山田ワールドにはまってしまっている。 古い作品でしかもメジャーではないので、なかなかレンタル店には置いていないのだが、 最近の上澄みだけの雰囲気恋愛映画にはない、色気ある作品なので、見つけたらぜひ観て欲しい。

  • aok********

    4.0

    若返っていく彼女の話

    創作物っていうのは何パターンもの模倣によって存在する事くらい理解してます。 ノッティングヒルの恋人はローマの休日をなぞっているし、死んだのに理由なく生きかえってくる人は全部ゾンビです(黄泉がえり含めて) 完全なるオリジナルアイデアなど、そう簡単に見つかるわけない。まして創作者自体が、今までの人生の中で経験し、見聞し、影響を受け、その結果、自身でも無意識に模倣を行ってしまう事などよくある事。 ある程度の模倣、ヒント、なぞりは、存在して当然のものです。 しかしライオンキングはどー考えたってジャングル大帝のパクリだろうが。 ちなみに私が言ってるのは、ベンジャミンバトンの事などではありません。 よくある、誰しも思いつく範囲の酷似です。問題ありません。 ネットで著名になった作家の、ドラマ化された話の事です。ドラマは中々よく展開してました。いいドラマだったと思います。なんといっても蒼井優ちゃんが出てましたから。好きでしたよ。 だけど、この「飛ぶ夢をしばらくみない」を観た事のあるヒトは、なにこれ?話、同じじゃない?って全員思ったと思います。 マイナーな作品だったからといって、誰も気付いていないわけじゃないのです。 ましてこれは山田太一脚本です。見逃してもらっただけです。 たまたま出会った老女が若返っていく≠自分の妻が若返っていく そりゃ設定はちょっとは違いますけど、 最初はとまどい、少し嬉しく。そのうち、いや嬉しがってる場合じゃない、このままいくとどうなるんだ? って全く、同じじゃないの? おまけにラスト近辺も全く同じです。 アマゾンなどでは、市川氏のドラマ原作本の方が有名なので、山田先生がそれを意識して書いたようだと勘違いして書評をしてる方までいます。本当に腹が立つ。 一度、どっかに抗議したかった。この映画の方が先で、ずっと素晴らしい作品である事を、勝手に伝えたくて書きました。彼を糾弾したいわけじゃありません。彼の他の作品で好きだなと思うものもありますから。 ただし、山田先生のホンの方が数百倍、上質で切ない仕上がりです。 映画も同じくです。 このレビュー、読んで頂いた方皆さん、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

  • kaz********

    4.0

    切ない切ない物語

    [飛ぶ夢をしばらく見ない」67歳でUターン病になった女性とさえない中年男性の悲しい愛の物語。ググレば映画のあらすじ、評論などはドットでてくる。 チョットだけ変った見方をしてみた、これは自分の備忘録、読みにくければスルーしてください。 石田えり(睦子)細川俊之(田浦)主演の大人のための切ないファンタスティックなドラマ 怪我(どちらも動けない)で入院し一夜相部屋となった二人、金子光晴の詩で心を通わせ、カーテンで顔も見えないのに言葉だけのSEXを楽しむ、翌朝チラリとみえた睦子は67歳の老婆、田浦は愕然とする。 職場に復帰した田浦に睦子から電話がはいる、すげなく断る田浦、しかし退社する彼を待っていたのは粋に着物を着た絶世の美女(注 私の推定では47歳)二人はホテルで一夜を共にする(ここでの描写はしごくあっさり)翌朝目を覚ますと睦子は忽然と姿を消していた、髪留めを残して。不審な髭男が現れ睦子のことをたずねる。 (注 多分一月後37歳)今度は洋装でさらに若くなった睦子が現れる、驚喜する田浦、ホテルの一夜(SEX描写もたっぷり石田の素晴らしい体)睦子はこんどこそは逃げないと約束し自分の写真を撮って欲しいとたのむ、着衣、ヌードと写しまくる田浦 新宿でのデート(ここを息子に目撃されるがそれは大したことではない)。 行かないでという田浦の願いも空しくまたも睦子は消える。 必死に探しついに横須賀でヤンキーのようになって黒人と一緒にいるのを見つける(27歳だろう)ピストルを乱射して暴れる睦子を連れ隠れ家へくるが、睦子は田浦を殴りつけ逃げてしまう。 (一ヶ月後17歳)雨の中睦子が田浦が勤めているモデルハウスに現れる、清楚な白いワンピースを着た高校生になっている。 処女に戻った睦子を田浦は抱きしめる。翌日田浦はウエディングドレスを買い、余命いくばくもない睦子と結婚式を挙げようとする、(ドレスを着た石田えり、デビュー作の「遠雷」のときそっくりの顔) その時睦子が自分の息子だといった髭男が警察に通報し田浦は逮捕 され睦子は姿を消す(未成年者との淫行容疑?) ぼんやり公園で佇む田浦の前に7歳になってしまった睦子が現れ最後の別れを告げる 引き止める田浦に「もう時間がないの静かに逝かせて」といい雑踏の中に消えてゆく。 このラストは感動的。 推測すればこれは半年くらいの間の話、一ヶ月で10歳くらいずつ若返り最後はどこかへ消える。 石田えりも27歳くらいまではいいが流石に17歳はチョットつらそう 中々いい映画だった。 レビューを書いていて自分でも何をいっているかよく分からない なんでもいいから投稿。

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