つげ義春ワールド ゲンセンカン主人
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(7件)

不気味26.7%不思議20.0%セクシー13.3%悲しい6.7%恐怖6.7%

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    3.0

    陋屋

    陋屋の叙情。懐古、退廃、幻想の物語。

  • 3.0

    原作に忠実

    71点 四つの短編映画を一本にまとめた感じの映画。 原作にも要因があるが、安易に文学を模倣したようなシナリオ、セリフが鼻につく感はある。 それでも佐野史郎は適役でつげマンガの雰囲気はよくでていたと思う。 つげマンガの中で、文学模倣型のものよりも、夢幻型のものが好きな自分としては「ゲンセンカン主人」が一番気にいった。 土俗とエロスを混ぜ合わせたような独特の官能感を、ちゃんと醸しているところには感心した。 この短編だけを評価するなら77点。 最後につげ義春本人が登場するのにはびっくりした。

  • sur********

    5.0

    カルトの巨匠、見事な実写化

    邦画カルト界の巨匠といって差し支えないであろう、石井輝男監督の作品である。 つげ義春の世界観を、違和感なく見事に再現できていると感じた。 作品自体は1993年発表だが、1970~1980年頃に撮影されたような“古めかしさ”があり、それが作品全体の調和や雰囲気作りに役立っている。 演者も違和感なく溶け込んでおり、キャスティングも良い。 特に、『ゲンセンカン主人』における女主人は、役柄的に難しい面もあっただろうが、女優が体当たりの名演技を見せていた。 映像はもちろん、音響・音楽・演出・美術等、欠点らしいものも見当たらず、石井監督の傑作・代表作と位置付けて良いと思う。 ラストのつげ氏本人のサプライズ出演も良かった。

  • dor********

    4.0

    つげ義春&佐野史郎の調和

    つげ義春の短編漫画を実写化したオムニバス映画です。 独特のこの人の世界観を映像化するのは不審な目もお持ちのファンもおいでだろう しかし佐野史郎は裏切らない。 この人の決して気持ち良くないキャラはつげ義春の世界観を壊してない。 やっぱり「ゲンセンカン主人」が一番好きです。 映画「ネジ式」よりずっといいと思う。

  • hai********

    5.0

    つげ作品映画化では一番良い

     北海道観光で、精巧な蝋人形が怖い「網走監獄」 おみやげの「監獄行ってきちゃいました」クッキーだの、監獄五徳ナイフ(爪切り付き)だの観光土産の一般的なチープ感、ここだとちょっと違和感があって、それもこの博物館は、リアルな監獄だったんだぞ、という証で面白い。考えたら監獄なんて観光地化せんでもいいような、わるいような、巣鴨プリズン跡地はサンシャインシティーだし…。  この枕、何が言いたいかとゆーと、石井輝男監督。この人の網走番外地シリーズがなければ網走監獄、観光地になったか、ならなかったか。リアルタイムで観てないが、団塊の世代から上の方たち「網番」、カラオケで歌うのを聞く。結構カラオケで聞くとインキな歌だけれど「昴」切々と唄われるよりまーいいか、みたいな。若手だった健さんが一躍世に出たのは「網走番外地」なのです。    このレビューは、一粒で二度美味しいグリコアーモンドキャラメルでここからが本題ということで。 石井輝男、79年で映画の世界から姿を消すが93年の本作で「復活」 それはまさに「復活」。「復活」という言葉は、この人とキリストにしか、もう使わん方がいいかもしんない。彼は「つげ」さんの映画で復活したのだった。(私、漫画家は先生で呼ぶけど、ガロ系の諸先生、呼び捨ての方が敬称なんで。でも、つげはやっぱ「さん」だよなぁ。)  公開当時私は30そこそこで、つげさんにハマってたど真ん中。みんなで行ったキャンプ、焼肉するってんで、豚肉をブロックでふたつ買っていったら、その中のひとつに肉から血管がぴょろんと出てんのがあって、「ねじ式だよ。見て、ホラ、ねじ式。」  みなの衆「ねじ式って何?ってゆーか誰?ってゆーか。 ともかく、あんた、そのあからさまなB型リアクションやんない方がいーよ。嫌われるから…」と絶賛された日が昨日のことのよう。ある日、ニュースレターで本作のクランクインが出ていたもんだから仰天した。「石井輝男って誰? きっと聰亙だ。聰亙が芸名で撮るんだ!すげーミスマッチ。おもしれー!!」とB型の私はマジに思ってた。 残念ながら封切りでは見られず、ビデオになってから速攻で観た。私としてはこれは唸った。違和感なし。    この後の「ねじ式」も好きだが、でも、こっちの方が格段にいいのは、もうお一人のレビューアーさんの書いておられる通り。 観返して、きっと石井輝男は、つげさんの漫画を実写でフィルムに焼き付けるために「復活」してきたんだろうってゆーか、網走番外地撮ったのも、この映画を撮るための大いなる助走だったのでは?なんて思うのは、私だけであろうか。(きっと、私だけであろう…)  石井監督描くは「李さん一家」「紅い花」「ゲンセンカン主人」「池袋百点会」だが、見所は「ゲンセンカン」ということになるんでしょう。やっぱり。つげさん、房総の方を歩いたようだから、高度成長期ぐらいのあの辺の民宿が原風景かな。拝んでる、拝んでる、あのおかみさん、拝んで出るよ 実写だよ、実写。という感じで。「ギョッ、ギョ」とかほんとの声で言ってるよ、とかもう興奮してギャーギャー騒ぎながら面白かった。観直して、あれからずいぶん時がたったんだなぁーとしみじみ思ったのは、この映画が古びたからではなく、ゲンセンカンより「李さん一家」や「紅い花」にほろりとしてしまったことか。  「李さん一家」おとぼけ一家だけどなんとなく切ない。そんなことは描いてないけど、行間を読むつーか、観るつーか。「紅い花」はNHKでもやったらしい、見てないけど。デアリマス調でしゃべる薄倖の少女「キクチサヨコ」、見守る小学生マサジ。マサジがいいなぁ。あの優しさが。あれがハードボイルドだな。 佐野史郎さんの「じゃまにならない感」、この映画は各話を繋ぐように出来ているので、彼の主役はとてもいい起用かと。でも私としては彼を狂言回しには使わないで、ボキボキ折って一話づつ、の方がもっとコアでレアで好きだったかも。 こういう映画は原作読むか、そうでないかで180度変わるのだと思う。★5は、おススメ度ではなく、私的好き度ということで。  PS 最近とても尊敬するお気レビュさんの、レビュ文体まねて書いてみたけど、やっぱ本家にはかなわん。 

スタッフ・キャスト

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中上ちか李さんの奥さん
久積絵夢キクチサヨコ
荻野純一シンデンのマサジ
水木薫ゲンセンカンの女将
岡田奈々ランボーの福子
杉作J太郎三流さん

基本情報


タイトル
つげ義春ワールド ゲンセンカン主人

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル