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殺人幻想曲 (1948)

UNFAITHFULLY YOURS

監督
プレストン・スタージェス
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3.57 / 評価:7件

指揮者の頭の中は…

  • bakeneko さん
  • 2012年12月27日 21時42分
  • 閲覧数 459
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

プレストン・スタージェスがクラッシック音楽と犯罪幻想の突飛な組み合わせで笑わせてくれる傑作喜劇&音楽映画で,当時のレコード録音機も興味深く出てきます。

世界的指揮者が年の離れた愛妻に不倫疑惑を持って,公演の最中に殺人幻想の数々を思い浮かべるーそして演奏会終了後にいざ実行しようとすると…という妄想喜劇で,チャイコフスキー:『フランチェスカ・ダ・リミニ』,チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1楽章,ロッシーニ:『セヴィリアの理髪師』序曲,ワーグナー:『タンホイザー』序曲に合わせて殺人計画&妄想が繰り広げられます。音楽と幻想のシンクロが快感の作品で,ダンディなレックス・ハリソンの“仮想現実でのクールさ”と“実際の場面での計算外のドジぶり”のギャップで爆笑させてくれます。嫉妬するほどの美貌の妻にリンダ・ダーネル,その妹にバーバラ・ローレンスが華やかな美しさを魅せてくれますし,助演の芸達者俳優たちも肩の凝らない喜劇を創り出しています。
プレストン・スタージェスの喜劇の特徴である“言葉遊び”や“繰り返し”の可笑しさも健在ですし,“いくら英国人でも変すぎる…”などの台詞はハリソンの英国風味を生かした抱腹絶倒のギャグを楽しませてくれます。

音楽と喜劇の幸福なカップリング作品ですが,劇中の使用音楽を次に聴くときには映画を連想して笑ってしまうかもしれません。


ねたばれ?
1,昔々は78回転,45回転,33回転/分の切り替えスイッチがレコードプレイヤーにありまして,間違った回転数で再生するとおかしな音楽に成りました。
2,本作のリメイクが「殺したいほど愛されて(1984年)」で,若妻のナスターシャ・キンスキー(22歳)は納得の美しさなのですが,指揮者役のダドリー・ムーアは最初からコメディアン風なので真面目さとのギャップが弱められていました。

詳細評価

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